オートサロンでのカスタムカーコンテスト優秀賞を何度も獲得しているダックスガーデンの2モデル【東京オートサロン2021】

 ■DUCKS-GARDEN DUCKS-GARDEN NC RHT JJY-2/DUCKS-GARDEN PRIUS PHV GR【イバフル】

オリジナルデザインエアロパーツやドレスアップで知られるダックスガーデンは、毎年の東京オートサロンで行われる東京国際カスタムカーコンテストにおいて、2008年に最優秀賞、2011年、2014年、2017年と優秀賞を受賞している実力派。

今回は2017年に優秀賞を受賞したNCロードスターとプリウスPHV GRを展示しました。

DUCKS-GARDEN NC RHT JJY-2フロントスタイル
DUCKS-GARDEN NC RHT JJY-2のフロントスタイル
DUCKS-GARDEN NC RHT JJY-2リヤスタイル
DUCKS-GARDEN NC RHT JJY-2のリヤスタイル

DUCKS-GARDEN NC RHT JJY-2は2017年に優秀賞を獲得したモデルです。受賞時は前期型モデルをベースに使っていましたが、今回出展したのは後期型がベースとなります。

フロントから見るとアメリカンテイストにあふれたスタイリングですが、リヤからだとユーロテイストになるという米欧折衷のスタイリングが目をひきます。

DUCKS-GARDEN NC RHT JJY-2 グリル&ボンネット
丸形ヘッドライトとせり出たボンネットがアメリカンテイストを醸し出す
DUCKS-GARDEN NC RHT JJY-2 テールランプ
DUCKS-GARDEN NC RHT JJY-2のリヤまわり。立体的な丸形テールがユーロテイストな印象

前期型ベースの際はLEDヘッドライトを使っていましたが、新しいものはハロゲンとなりました。これは車検対応などを考慮したためのものです。

また前期型ベースはヘッドライトにウインカーが組み込まれていたのですが、ハロゲンのヘッドライトはウインカーレスのため新たにウインカーを追加しています。ベース車はハイビームがHID、ロービームがハロゲンとなるため、この配線変更も合わせて行っています。

DUCKS-GARDEN PRIUS PHV GRフロントスタイル
DUCKS-GARDEN PRIUS PHV GRのフロントスタイル
DUCKS-GARDEN PRIUS PHV GR リヤスタイル
DUCKS-GARDEN PRIUS PHV GRのリヤスタイル

DUCKS-GARDEN PRIUS PHV GRはプリウスPHV GRスポーツをベースにしたモデルです。普通のプリウスPHVではなく、GRスポーツをさらにカスタマイズしてしまおうというのですからびっくりであります。

基本的にはボディパーツを追加したモデルで、GRスポーツの持つスポーティな雰囲気をさらに向上して、スタイリッシュなフィニッシュとしています。

DUCKS-GARDEN PRIUS PHV GRボンネット
オリジナルデザインのボンネット
DUCKS-GARDEN PRIUS PHV GRリヤウイング
GRスポーツでなくてもZVW52系なら取り付けが可能なリヤウイング

アイディアあふれる商品として注目したいのが、右足フットレストです。ACCを作動させたときに右足をどこに置けばいいのか? の疑問に応える商品で、アルミ製のフットレストをアクセルペダルの右側に装着します。

プリウスPHVの場合はトリムカバーと一体でトレードインとなります。また、ボンネットファスナー(ボンネットピン)はノーマルのストップラバーの位置に取り付けるタイプで、車体側の改造を行わずに取り付けが可能となっています。

DUCKS-GARDEN PRIUS PHV GR右足フットレスト
ACC作動時に右足を置くためのフットレスト
DUCKS-GARDEN PRIUS PHV GRボンネットファスナー
ボンネットファスナーのベースはストップラバーの位置に取り付けるのでボディ加工は不要


●DUCKS-GARDEN/DUCKS-GARDEN NC RHT JJY-2/ベース車両メーカー(マツダ・ロードスターRHT)/装着パーツなど:フロントセクション、リアセクション、ボディキット

●DUCKS-GARDEN/DUCKS-GARDEN PRIUS PHV GR/ベース車メーカー(トヨタ・プリウスPHV GRスポーツ)装着パーツなど:フロントスポイラー、サイドスポイラー、リヤアンダースポイラー、ウイング、エアロボンネット、右足フットレストダックスガーデンイメージ

(文:諸星 陽一/写真:金子 信敏、諸星 陽一)

この記事の著者

諸星陽一 近影

諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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