最強コンパクトセダンの称号を取り戻せ! アウディRS3次期型、スノーテストをキャッチ

■2.5リットル直列5気筒ターボチャージャー搭載、最大450hp

アウディは約1年前に新型「A3」を発売、その半年後にはハッチバックとセダン両方にホットな「S3」を設定しました。そして現在最高峰となる新型「RS3」の開発に着手していますが、そのセダンとなる最新プロトタイプをカメラが捉えました。

アウディ RSセダン_003
アウディ RSセダン 次期型プロトタイプ

豪雪のスウェーデン北部で捉えたプロトタイプは、ベースとなるA3セダンより大型のエアインテークを備えるフロントバンパーを装着しているほか、高性能ブレーキ、フロントフェンダー後部のスリット、ワイドなフェンダー、厚みのあるサイドスカートなどが見てとれます。

リアエンドでは、目立つトランクリッドスポイラーを装備、極太楕円形のデュアルエキゾーストシステムがインストールされています。

アウディ RSセダン_008
アウディ RSセダン 次期型プロトタイプ

ホイールは昨年クリスマスシーズンにスクープした「RS3 スポーツバック」プロトタイプと同じものを装着、おそらくサスペンションのセットアップも共有するはずです。

どちらも2.5リットル直列5気筒ターボチャージャーエンジンのアップグレード版を採用、二酸化炭素排出量を削減するためにパティキュレートフィルターが追加される可能性もあります。

パワーに関しては、最高出力420hp・最大50Nmを発揮しますが、パフォーマンスバージョンでは450hpと噂されており、どちらもデュアルクラッチオートマチックトランスミッション、および4WDシステムのクワトロ、ドリフトモードなどを標準装備するとみらます。

450hpが事実なら、メルセデスAMG「CLA45S」に奪われた「最強コンパクトセダン」の称号を取り戻すことになりそうです。

RS3スポーツバックのデビューは2020年内が期待されていましたが、新型コロナウイルスの影響で大幅に遅れが生じており、最新情報では2021年9月と噂されています。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる