米国日産が「I-POWER」の商標を登録申請。「e-POWER」のインフィニティ版か?

■「I」という文字が使用されていることから、将来のインフィニティハイブリッドに採用

日産は、米国特許商標庁へ「I-POWER」という名称を申請したことがわかりました。

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日産 QXインスピレーション コンセプト

1月5日に登録された商標は「陸上車両用の電気駆動ユニット」をさしており、「I」という文字が使用されていることから、将来のインフィニティハイブリッド、およびエレクトリックモデルに採用されるシステムであることが推測されます。

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日産 QXインスピレーション コンセプト

「e-POWER」とは、ガソリンエンジンと電気モーターを融合させた次世代電動パワーユニット。日本で現在、e-POWERは、「ノート」「セレナ」「キックス」などにも採用されています。ガソリンで発電機を作動させることにより発電、電気自動車の躍動感ある走りを感じられるのが特徴です。

インフィニティは「持続可能なプレミアムブランド」とし成長し続けており、最高責任者のAshwani Gupta(アシュワニ・グプタ)氏は、「同社は日産のEVプラットフォームと電動パワートレインを共有する」と述べており、e-POWERのインフィニティ版、もしくはさらに進化させたものと予想されます。

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日産 QXインスピレーション コンセプト

今のところ、同ブランドのどのモデルにI-POWERセットアップが採用されるかは不明ですが、「QXインスピレーション」コンセプトの市販型などが候補の1つと言えるでしょう。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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