■「I」という文字が使用されていることから、将来のインフィニティハイブリッドに採用
日産は、米国特許商標庁へ「I-POWER」という名称を申請したことがわかりました。
1月5日に登録された商標は「陸上車両用の電気駆動ユニット」をさしており、「I」という文字が使用されていることから、将来のインフィニティハイブリッド、およびエレクトリックモデルに採用されるシステムであることが推測されます。
「e-POWER」とは、ガソリンエンジンと電気モーターを融合させた次世代電動パワーユニット。日本で現在、e-POWERは、「ノート」「セレナ」「キックス」などにも採用されています。ガソリンで発電機を作動させることにより発電、電気自動車の躍動感ある走りを感じられるのが特徴です。
インフィニティは「持続可能なプレミアムブランド」とし成長し続けており、最高責任者のAshwani Gupta(アシュワニ・グプタ)氏は、「同社は日産のEVプラットフォームと電動パワートレインを共有する」と述べており、e-POWERのインフィニティ版、もしくはさらに進化させたものと予想されます。
今のところ、同ブランドのどのモデルにI-POWERセットアップが採用されるかは不明ですが、「QXインスピレーション」コンセプトの市販型などが候補の1つと言えるでしょう。
(APOLLO)