リフトアップでもっと遊べる! ハスラーテイストを織り込んだFAFのエブリイ【東京オートサロン2021】

■FAFエブラー/FAFビーチバギー【フォレスト・オート・ファクトリー(FAF)】

エブリイにハスラーのテイストを混ぜ込んで「もっと遊べる」をコンセプトに作られたエブラー。オートサロンへの初出展は2016年でしたが、2021バージョンはよりハスラーテイストを強めて再デビューとのことです。

FAFエブラー
FAFエブラー

製作したフォレスト・オート・ファクトリー(FAF)のお得意は「リフトアップ」。しかもリフトアップによって様々なところに無理がかかるような大げさなリフトアップではなく、あくまでも実用本位のリフトアップとなります。

FAFエブラー
FAFエブラー

このFAFエブラーもスプリングをリフトアップ仕様にしたもので、これだけで走破性は大幅に向上します。

FAFエブラー
FAFエブラーの特殊な艶消し塗装

今回は傷のつきにくい特殊な艶消しマット塗装を施し、クルマの走破性を存分に味わえる仕様となっています。

FAFエブラー
FAFエブラーのヒッチメンバー

またFAFお得意の牽引用ヒッチメンバーも装備され、アウトドア志向の遊びにはかなり重宝する作りとなっています。

●レストアではなくカスタム!

可愛らしい容姿がかなり目を引くレアなクラシック軽のFAFビーチバギー。

FAFビーチバギー
FAFビーチバギー

ベースはダイハツのフェローバギーで、1970年に100台限定で発売されたもの。それをレストアしての出展かと思いきや、実は内装にかなり手を入れたカスタムカーとなっています。

FAFビーチバギー
FAFビーチバギー

インパネや床材に埼玉県産の木材を多用してリゾート感を倍増させています。

FAFビーチバギー
FAFビーチバギーのウッドデッキ

ビーチバギーのリアデッキは、見事なウッドデッキとなっています。高級なクラシッククルーザーのデッキのような仕上がりです。

FAFビーチバギー
FAFビーチバギーのリフトアップスプリング

このビーチバギーにもお家芸のリフトアップスプリングが組み込んであります。ビーチでの走破性アップに寄与しているのでしょう。

FAFビーチバギー
FAFビーチバギーとFAFエブラー

FAFエブラーとFAFビーチバギー。+5cmのリフトアップで得た走破性で無限の遊びフィールドを手に入れることが出来ることを雄弁に語っているような2台でした。

(写真・文:松永 和浩)

●FAFエブラー
出展者:フォレスト・オート・ファクトリー(FAF)
車両型式:DA17V
エンジン型式:R06A
ドレスアップ内容&使用パーツ:FAFエブラーキット/FAFリフトアップスプリング/FAFビルトインヒッチメンバー/FAFバンパーガード等の装着およびFAFマットペイントによる全塗装/FAFパーフェクトマット/MGRベットキット
ホイール:パンドラ・ネオムーン 4.5-14(前後とも)
タイヤ:ナンカン FT-9 165/65R14(前後とも)

●FAFビーチバギー
出展者:フォレスト・オート・ファクトリー(FAF)
車両型式:L37PB
エンジン型式:ZM
ドレスアップ内容&使用パーツ:FAFリフトアップスプリング/FAFバンパーガード等の装着およびFAFマットペイントによる全塗装/ダットサンレプリカシート/FAFリフトアップスプリング・サスキット/FAFエブラーエアロキット

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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