■4.0リットル水平対向6気筒エンジンを搭載、最大500hp発揮
ポルシェは2020年にエントリークーペ「718ケイマン」の軽量スポーツ仕様「T」モデルを設定しましたが、ラインアップ最強モデルとなる「718ケイマンGT4 RS」を現在開発しており、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。
ニュル高速テストに現れた最新プロトタイプは開発終盤のため、カモフラージュも軽めです。
しかし、フロントフェンダーベント、コーナーエアインテークを隠す偽装が施されています。また、サイドにはミッドマウントエンジンを冷却するために取り付けられるリアサイドウィンドウのルーバー、GT4より明らかに大型のスワンネックウィング、センターロックホイール、イエローのブレーキキャリパーを装備するほか、ディフューザーにマウントされたアグレッシブな排気口も確認できます。
キャビン内では、ドライバーの首を安全に保護する「HANS」(Head and Neck Support)対応のレカロシートを装備。
パワートレインは「GT4」と「スパイダー」から流用される4.0リットル水平対向6気筒エンジンを搭載しますが、GT4の最高出力が414hpなのに対し、GT4 RSでは最大500hpとも噂されており、「プアマンズ911」などと揶揄された過去はもうないようです。
718ケイマンGT4 RSのデビューは2020年内にも期待されましたが、2021年前半へと持ち越された模様です。
(APOLLO)