これが量産デザインだ! 日産フェアレディZ新型の特許画像が流出

■相違点はヘッドライト、グリルのセンサーユニット、リアゲードなど

日産自動車は2020年9月、2ドアスポーツクーペ「フェアレディZ」新型プロトタイプを世界初公開しましたが、その量産モデルと思われるパテント画像が流出しました。

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日産 フェアレディZ 特許画像

日産CEOの内田誠氏が「量産型はコンセプトモデルとほぼ同じデザインで発売される」と語っていたように、オーストラリアの商標局がリークした特許画像は、LEDデイタイムランニングライトこそ隠されていますが、スクエアなグリルのアウトライン、流麗なクーペルーフなど、かなりコンセプトモデルに近いデザインが見てとれます。

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日産 フェアレディZ 特許画像

相違点は、ヘッドライトのアウトライン上部が修正されているように見えるほか、フロントグリルの水平アクセントの間にセンサーユニットがインサートされ、グリルパターンも修正が施されているようです。また、リアロックとリフレクターが追加され、リアゲートも若干異なっているように見えます。ただし、コンセプトモデルにはガラス領域を視覚的に拡大する黒いルーフがあったため、目の錯覚の可能性もありそうです。

インテリアの画像はありませんが、12.3インチのデジタルインストルメントクラスタ-、最新のインフォテインメントシステム、ダッシュボードのゲージポッドなどコンセプトから反映されると予想されます。

前世代のパワートレインは、3.7リットルV型6気筒エンジンを搭載、最高出力332hp・最大トルク366Nを発揮しましたが、新型ではインフィニティ「Q60レッドスポーツ400」から流用される3.0リットルV型6気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力400hp・最大トルク474Nmを発揮、6速マニュアルトランスミッション、およびATと組み合わされると予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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