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■リヤカメラ1つで真上から見た自分のクルマを表示する画期的アイデア「SKY812」2021年まもなく登場!
●アラウンドビューモニターなど4つのカメラが必要だったのに!?
日産のアラウンドビューモニター、トヨタのパノラミックビューモニターシステム、ホンダのマルチビューカメラなどで有名な、自分のクルマを真上から見たような映像をモニターに表示し、駐車をサポートする仕組みが最近人気の装備になっています。自動車メーカーの純正用品(標準装備やオプション)や市販カーナビなどでも定着してきているようです。
周りのクルマや周囲の障害物が確認できるだけでなく、バックしている自分のクルマがどっちに進むのかが直感的にわかるのが、運転に不慣れな人にも安心感を与えて「一度使うと手放せない」というかたも多いのではないでしょうか。
ただし、自動車メーカーなどが採用しているのが、複数のカメラを用いるシステム。多くが、フロントとリヤ、両サイドのドアミラーに装着した合計4つものカメラ映像をシステム内で合成して表示するもの。そのため、それなりのコスト、装着費用が必要になるのが一般的で、いまでも「欲しいけどやや高価なシステム」と言えます。
ところが、データシステムから発売予定の「SKY812」では、そういった機能を驚きの1カメラで実現するというもの。たったひとつのリヤカメラだけで上空から見下ろしたような「スカイトップビュー」を表示する最先端のアイテム。2019年の東京モーターショーにも参考出品され、発売にこぎつけたというワケです。
●ひとつのカメラでどうやって周囲を表示する?
「ひとつのカメラで周囲を見せる」その仕組を紹介しましょう。
「SKY812」は、駐車時に一般的なリヤカメラの後方確認だけでなく、それと同時に運転しているクルマの車体の向きが確認可能となる「スカイトップビュー」のおかげで、スムーズかつ安全に駐車位置へまっすぐ駐車しやすくなるのが最大のメリット。
ひとつのカメラで実現する「スカイトップビュー」表示の秘密は、後方映像を記憶して、合成するのがポイント。そのため、4つのカメラを使用した自動車メーカー純正の全周囲モニターシステムとは異なり、リアルタイムの映像ではありません。なので、車体の左右や前方に、人、自転車、犬や猫などが通過してもスカイトップビュー表示にはリアルタイムには映りませんが、動かない障害物や駐車中の車両などは表示されるというワケです。もちろん、後方映像はリアルタイム表示になりますので、安全のためもっとも確認した方向は見えていることになります。
●汎用性の高いRCAピン端子出力により、幅広いモニターに表示可能
さらに、1カメラスカイトップビューの「SKY812」の利点は、ほとんどの車種に取り付け可能な汎用タイプであることです。リヤカメラひとつのシンプルなシステムであるため、複数のカメラを取り付ける必要はありません。汎用性の高いRCAピン端子出力の採用により、手持ちのカーナビやモニターなど幅広いディスプレイに接続できるのも特徴となっています。
もちろん難しい操作は不要で、シフトレバーを「R(リバース)」に入れるだけでスカイトップビューは表示されますが、さらにRから前進のDに切り替えてもすぐに地図画面などに戻らず、ビュー表示をキープできる機能もあります。これは、一度バックして、駐車したい白線とのズレを修正するため切り返しを行う際などに、とても便利な機能なのです。
気になる1カメラスカイトップビュー「SKY812」の価格は、2万1800円(税抜)で、自動車メーカー純正品やカーナビメーカーの製品に比べると、かなりお手頃価格と言えるでしょう。
また、同アイテムは、オートサロン風のバーチャルサイト(https://www.datasystem.co.jp/vr_booth/)で動画でも紹介されてますので、ぜひ、その「スカイトップビュー」の動きも確認してみてください。
(塚田 勝弘)
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