ポルシェ911 GT3次期型、6速MT搭載フルヌードをキャッチ!

■4.0リットル水平対向6気筒自然吸気エンジンのアップグレードバージョンを搭載で550馬力か?

ポルシェ「911」ファミリーのハイパフォーマンスモデル「911 GT3」新型プロトタイプが、ニュルブルクリンクで高速テストを行っています。

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ポルシェ 911 GT3 次期型プロトタイプ

捉えたプロトタイプは、長らくカモフラージュされていたリアバンパーのカバーをついに取り外し、残るはLEDストリップ中央のカモフラージュのみのほぼフルヌード状態です。

フロントエンドには、最新のXダイナミック・ヘッドライトを装備、コーナーに垂直のエアインテーク、大型ラジエター、ボンネットにはフロントアクスルにダウンフォースを生むデュアルエアスクープも確認できます。

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ポルシェ 911 GT3 次期型プロトタイプ

足回りには5対のスポークと中央にラグを備えた大型ホイールを装備、クロスドリルや巨大ブレーキキャリパーも見てとれます。カメラマンによると、抜群のアクセル レスポンスを魅せ、その加速力・パワーに圧倒されたといいます。

パワートレインは、前世代のGT3に採用されていた4.0リットル水平対向6気筒自然吸気エンジンのアップグレードバージョンを搭載。最高出力は520psではなく550psを発揮するとも噂されています。トランスミッションは、8速DCTの他に6速MTも採用されると思われます。

911 GT3新型のデビューは2021年前半、デジタルワールドプレミアとなりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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