クーペSUV「GT」を新たに設定へ。シュコダ初のEVクロスオーバー「エンヤック iV」をキャッチ

■「エンヤック Vision ivコンセプト」市販モデルはよりスポーティで滑らかなボデイラインに

チェコを拠点とするVWグループのシュコダは、9月に同社初となるフルエレクトリック・クロスオーバー「エンヤックiV」を発表しましたが、そのクーペバーヨンとなるモデルのプロトタイプをカメラが捉えました。

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シュコダ エンヤック GT 市販型プロトタイプ

ほぼフルヌード状態で捉えたプロトタイプは、ルーフラインが後部へ向かって急激に降下、リアヘッドルームや貨物容量を犠牲にはしますが、よりスポーティで滑らかなボデイライン、上向きに広がるベルトラインを特徴とし、2019年3月に公開された「エンヤック Vision ivコンセプト」の市販型として発売される予定です。

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シュコダ エンヤック GT 市販型プロトタイプ

リアエンドには、スポイラーが組み込まれた直立テールゲート、ナンバープレートを収容する新しいリアバンパーも確認できます。

キャビン内ではデジタルインストルメントクラスタ、フローティングセンターコンソール、10インチ、または13インチのインフォテイメントシステムを備えたミニマリストのインテリアを備えます。

VW「ID.4」と兄弟モデルとなるベースモデルのパワートレインは、最高出力148ps・最大トルク220Nmを発揮する55kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載、最大211マイル(340km)の航続となります。

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シュコダ エンヤック GT 市販型プロトタイプ

一方、このクーペモデルがVW「ID.4 GTX」と同レベルのハイスペックモデルになるならば、82kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、最高出力302ps、最大トルク460Nmを発揮することが予想されます。

市販型の車名は「GT」「クーペ」などが予想され、2021年春からデリバリーが開始される予定です。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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