ヒュンダイ次世代EVクロスオーバー「アイオニック5」市販型スペック流出!

■最大3.5kWの電力を供給、中型ACと55インチテレビが24時間使用可能に

ヒュンダイの新ブランド「Ioniq」(アイオニック)が開発中の新型EVクロスオーバーSUV、「アイオニック5」市販型のスペックが流出しました。

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ヒュンダイ アイオニック5 市販型プロトタイプ

すでに予約を受け付けているヒュンダイのオーストラリア部門は、First Editionモデルのオンライン予約プラットフォームにて、アイオニック5に関する情報を一時的に表示、その後即時削除されたといいます。

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ヒュンダイ アイオニック5 市販型プロトタイプ

最も装備の整ったバージョンの一つとみられる「FE」では、各車軸に1つのモーターを設置するデュアルモーターレイアウトで、最高出力は308ps、流出した情報によれば0-100km/h加速はわずか5.2秒で駆け抜けるといいます。

First Editionでは58kWhのバッテリーパックと、WLTPサイクルに基づく1回の充電による航続は280マイル(450km)を実現します。そのほか73kWhのバッテリーパックと、「ソナタ ハイブリッド」同様のソーラーフールパネルを備え、最大342マイル(550km)の航続モデルも用意されるようです。

充電時間に関しては、800ボルト充電システムにより18分以内に最大80%を充電します。また新世代EVアーキテクチャ「E-GMP」(エレクトリック・グローバル・プラットフォーム)のおかげで、EVが外部ソースに電気エネルギーを供給できる、いわゆる「Vehicle-to-Load」(V2L)機能もサポートするといいます。

以前の発表によれば、最大3.5kWの電力を供給でき、中型ACと55インチテレビが24時間作動するのに十分なエネルギーを提供するすぐれものです。

ワールドプレミアは2021年前半となりそうで、ヒュンダイオーストラリアによるFirst Editionの予約は1月31日まで受付けているようです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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