ニッチモデルの王様が公開準備完了! BMW 4シリーズ グランクーペが登場間近

■M440iは3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンを搭載し382hp発揮

BMWの4シリーズ派生モデル「4シリーズ グランクーペ」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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BMW 4シリーズ グランクーペ 開発車両

ドイツ・ミュンヘン市街地で捉えた2台の開発車両のうち、ナンバー「2662」は赤いブレーキキャリパーを装着、リアバンパーにはコンパクトな円形デュアルエキゾーストパイプを装備しているため、パワートレインに2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン搭載する「420i/430i」と思われ、高出力225hp・最大トルク400Nmを発揮すると予想されます。

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BMW 4シリーズ グランクーペ 開発車両

一方ナンバー「2540」のプロトタイプは、フロントフェンダー後部により大型の3分割エアベントやブルーブレーキキャリパーを装備、リアエンドにはスプリット・トランクリッドスポイラー、台形のデュアルエキゾーストパイプがインストールされており、高性能「M440i」プロトタイプと思われます。

こちらのパワートレインは、3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンを搭載、最高出力は382hp・最大トルク494Nmを発揮します。

どちらも電動モデル「i4」とプラットフォームを共有、ガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッド、フルエレクトリックに対応するよう設計されている「CLAR」アーキテクチャを採用し、同じ組み立てラインで製造されます。

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BMW 4シリーズ グランクーペ 開発車両

インテリアは、標準の8.8インチのインフォテイメントディスプレイを備えた「G22」クーペとコンバーチブルから引き継がれることが予想されています。またオプションにて、より大きな10.25インチユニットと12.3インチの「Live CockpitProfessional」デジタルゲージクラスタをセレクト可能です。

2020年内と予想されていた新型4シリーズグランクーペのデビューは、2021年初旬になりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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