三菱ランエボがSUVで再始動!? 「e-エボリューション」市販型デザインを大予想

■2021年発売!? 観音開きドアを廃止、居住空間が向上し大胆なクーペスタイルに

三菱自動車の次世代ハイパフォーマンス電動クロスオーバーSUV「e-エボリューション コンセプト」がいよいよ2021年に発売されるという情報を入手、予想CGを制作しました。

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三菱 e-エボリューション 市販型 予想CG

e-エボリューションは2017年東京モーターショーで初公開した近未来SUVで、その名から「ランエボ」のSUV版と噂されていたモデルです。これまで市販化はされないという話もありましたが、開発は進められており、早ければ2021年内にも発売するといいます。

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三菱 e-エボリューション コンセプト

市販型エクステリアでの最大の違いは、観音開きドアが廃止、居住空間が向上するとみられ、Aピラーを傾斜、リア部分を大胆なクーぺスタイルにデザインされたスタイリッシュなシテイ型SUVとして発売が期待されます。

サイドデザインでは、四隅の張り出したホイール、大胆に切れ込んだキャラクターライン、Cピラー部分に設けた立体的なパネルデザインなど迫力感と未来感が融合され、フロントエンドはダイナミックシールドをより進化させたデザインとなります。LEDマルチヘッドライトデザインも縦から横型に変更、シャープなイメージにされ、アンダー部分にはSUVらしい大柄なスポイラーも予想されます。

コンセプトモデルのパワートレインは、フロントに1基、リアにデュアルモーターAYCを積むトリプルモーターシステムでしたが、市販型ではフロント1基・リア1基のモーターを積むデュアルモーターシステムが予想され、駆動方式は四輪駆動「S-AWC」最新バージョンを搭載します。

これにより、あらゆる走行状態において4輪のタイヤ性能をバランス良く最大限に発揮、優れたハンドリングや路面状況に左右されない高次元の安定性を発揮します。また1回の充電による航続は500kmを目指しているといいます。

キャビン内では、デジタルインストルメントクラスタや、最新のインフォテイメントシステムを搭載する大型タッチディスプレイを配置、さらにHVAC制御のセカンドディスプレイなどボタンを極力減らしたレイアウトが期待できそうです。

e-エボリューションの発売は2021年秋以降が有力です。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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