■デビューは2022年以降、価格は700万円以下で競争力を高める
ジャガーは現在、クロスオーバーSUVに「F-Pace」「E-Pace」「I-Pace」という3台をラインアップしていますが、新たに「J-Pace」を開発している可能性が高いことがわかりました。
J-Paceは、数年前から噂があり、その頃公開されたのが「C-X17」(2014年)でした。当時は大型の内燃機関パワートレーンを持つフラッグシップSUVで、C-X17からインスパイアされたデザインなどが予想されていました。
しかし最新情報によると、J-Paceはフルエレクトリックモデルとして登場し、テスラ「モデルX」とハイエンドEV市場で争うことになるといいます。
もちろんジャガーからの正式表明はなく、プロトタイプも目撃されていないため断言はできませんが、市販型では「MLA」アーキテクチャを採用、将来のフラッグシップEVセダン「XJ」と共有すると予想されます。
モデルXをライバルとするならば、J-Paceは350マイル(560km)以上の航続を持ち、0-100km/h加速は2.6秒程度のパフォーマンスが必要となるでしょう。また価格では、モデルXが74,690USドル(約770万円)、パフォーマンスモデルは94,690USドル(約980万円)となっており、ジャガーがそれに追従する可能性もありますが、競争力を高めるために700万円以下の設定が必要かもしれません。
J-Paceのワールドプレミアは最速で2021年内と伝えられますが、プロトタイプも目撃されていない状況からも2022年以降と予想されます。
(APOLLO)