BMW「X1」次期型、PHEVモデルを初スクープ!

■1.5リットル直列3気筒エンジン+電気モーター搭載、最高出力220ps発揮

BMWは現在ラインアップ最小クロスオーバーSUV「X1」の次期型を開発していますが、そのプラグインハイブリッドモデル開発車両をカメラが初めて捉えました。

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BMW X1 PHEV 市販型プロトタイプ

プロトタイプのフロントドアには、「Hybrid Test Vehicle」のステッカーが貼られていることからも、PHEVと思われます。現行型PHEVは、1.5リットル直列3気筒エンジンと電気モーターを搭載、最高出力220ps、最大トルク385Nmを発揮、6速ATと組み合わされます。次期型ではこのパワートレインがキャリーオーバーされる可能性が高いですが、その効率とパワーを微調整してくる可能性もありそうです。

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BMW X1 PHEV 市販型プロトタイプ

キャッチしたプロトタイプは、現行モデルよりわずかにボディが拡大されている様子が伺えるほか、「4シリーズ」のメガグリルの代わりに直立したワイドなキドニーグリルを装備しています。また、サイドまで回り込んでラウンドしたヘッドライトのアウトライン、新設計されたLEDテールライトが確認できます。

次期型では、新型「1シリーズ」でデビューしたFWDプラットフォーム「FAAR」のアップデートバージョンを採用、燃焼エンジンとフルエレクトリックの両方にも対応します。また、流行のクーペルーフスタイルへ刷新されるほか、剛性を強化し、ドライビング・ダイナミクスや安全性能が大幅に向上するとみられます。

X1次期型の発売は2022年にスケジュールされており、ワールドプレミアは2021年内が有力です。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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