■1.5リットル直列3気筒エンジン+電気モーター搭載、最高出力220ps発揮
BMWは現在ラインアップ最小クロスオーバーSUV「X1」の次期型を開発していますが、そのプラグインハイブリッドモデル開発車両をカメラが初めて捉えました。
プロトタイプのフロントドアには、「Hybrid Test Vehicle」のステッカーが貼られていることからも、PHEVと思われます。現行型PHEVは、1.5リットル直列3気筒エンジンと電気モーターを搭載、最高出力220ps、最大トルク385Nmを発揮、6速ATと組み合わされます。次期型ではこのパワートレインがキャリーオーバーされる可能性が高いですが、その効率とパワーを微調整してくる可能性もありそうです。
キャッチしたプロトタイプは、現行モデルよりわずかにボディが拡大されている様子が伺えるほか、「4シリーズ」のメガグリルの代わりに直立したワイドなキドニーグリルを装備しています。また、サイドまで回り込んでラウンドしたヘッドライトのアウトライン、新設計されたLEDテールライトが確認できます。
次期型では、新型「1シリーズ」でデビューしたFWDプラットフォーム「FAAR」のアップデートバージョンを採用、燃焼エンジンとフルエレクトリックの両方にも対応します。また、流行のクーペルーフスタイルへ刷新されるほか、剛性を強化し、ドライビング・ダイナミクスや安全性能が大幅に向上するとみられます。
X1次期型の発売は2022年にスケジュールされており、ワールドプレミアは2021年内が有力です。
(APOLLO)