■古いクルマも楽しめるサービスパーツが復刻
2020年12月18日、マツダは、RX-7の2代目(FC)と3代目(FD)のサービスパーツを復刻し、再供給するとアナウンスしました。マツダはNAロードスターの復刻パーツをリリースしていて、RX-7のオーナーにとっても朗報といえるでしょう。
2代目のサバンナRX-7(FC)は1985年から1992年まで生産されたモデル、3代目RX-7(FD)は1991年から2002年まで生産されたモデルが対象。各モデルのオーナーや、ロータリーエンジン車を中心に扱う整備会社とのコミュニケーションを通して、とくにニーズの高いサービスパーツが選定され、サプライヤー各社の協力のもとで復刻されたとのこと。
これまでに供給が継続されているパーツに加えて、2代目は30点、3代目は61点の復刻パーツが2021年2月までに販売が開始されます。これらの復刻パーツは、継続されているパーツと同様、マツダグループの販売店・部品販売会社を通じて購入できます。
また、復刻パーツ販売に合わせて「CLASSIC MAZDA」ホームページも更新されています。「CLASSIC MAZDA」ホームページでは、「新しいクルマだけではなく、古いクルマをも大切にできる社会を育み、世の中の自動車文化に貢献したい」という考えのもとに、これまで初代ロードスターのレストアサービスや復刻パーツの情報を中心に展開されていました。
今後は、RX-7の情報も随時掲載される予定です。RX-7(FD)の復刻パーツは、エンジン関連やエアインテーク、エアクリーナー、スロットルボデー、エミッションコントロール、前後ブレーキ、サスペンション、ヘッドランプなど多岐に渡っています。
サバンナRX-7(FC)は、エアクリーナー、オイルポンプ、トランスミッション関連、リヤブレーキ関連などが用意されています(2020年12月17日現在)。
2代目、3代目のRX-7オーナーはもちろん、中古車での購入を考えている方にとっても、より良い環境が整備されていくことになりそうです。
(塚田 勝弘)
【関連リンク】
「CLASSIC MAZDA」ホームページ(マツダオフィシャルサイト)
https://www.mazda.co.jp/carlife/classicmazda/