■グレードに応じて装備を充実化
以前お伝えしたように、フォルクスワーゲンは、SUVの「T-Cross(ティークロス)」「T-Roc(ティーロック)」に、常時コネクティッドによるモバイルオンラインサービスの「We Connect(ウィーコネクト)」が新たに採用されています。
SUVの2モデルに続き、BセグメントのコンパクトカーであるPolo(ポロ)が2020年12月17日に一部改良を受け、常時コネクティッドの新世代インフォテイメントシステムを搭載。モバイルオンラインサービスの「We Connect(ウィーコネクト)」が利用できます。
「We Connect(ウィーコネクト)」エントリーグレードの「TSI Trendline」に、オートライトやレインセンサー、アレルゲン除去機能付フレッシュエアフィルターなどを用意。
また、量販グレードの「TSI Comfortline」に、LEDヘッドライトやスマートエントリー&スタートシステム「Keyless Access」などを、上級グレードである「TSI Highline」には、パドルシフトが標準装備されるなど、装備の充実化が図られています。
ポロに新たに搭載されるのは、純正インフォテイメントシステムの「Ready 2 Discover」で、全車に標準装備されています。
「Ready 2 Discover」には、通信モジュール内蔵、MP3/WMA再生、AM/FM、ワイドFM対応、Bluetoothオーディオ/ハンズフリーフォン、コネクティビティ機能「App-Connect」が用意されます。
さらに、フォルクスワーゲンの純正インフォテイメントシステム「Discover Media」が「TSI Trendline」を除く全グレードにオプション設定され、アップデートを図ることもできます。なお、「Discover Mediaパッケージ」非装着車両のデリバリーは、来春以降の予定。
純正インフォテイメントシステムの「Discover Media」は、タッチスクリーンとダイヤルによる高い操作性はそのままに、通信モジュール(eSIM)が今回新たに内蔵され、常時オンライン化を実現しています。「WeConnect」からガソリンスタンド(価格表示も)の検索や駐車場検索(満空情報を含む)など、必要な情報を常時入手できることができます。
手のひらを画面にかざして左右にスワイプするだけで画面操作を行えるジェスチャーコントロールも搭載されています。
ほかにも、エンブレムのデザイン変更が施されたのをはじめ、エントリーグレードの「TSI Trendline」にオートライト/レインセンサー、カミングホーム&リビングホーム、自動防眩ルームミラー、マルチファンクションステアリングホイール、アレルゲン除去機能付フレッシュエアフィルターが装備されています。
中間グレードの「TSI Comfortline」には、LEDヘッドライト、レザーマルチファンクションステアリングホイール、スマートエントリー&スタートシステム「Keyless Access」を用意。最上級の「TSI Highline」には、パドルシフトが備わっています。
スポーティグレードの「TSI R-Line」は、「Sports Select」付スポーツパフォーマンスキット仕様からノーマルサスペンション仕様に変更されています。こちらは、乗り心地など総合的に考慮してノーマルサスペンションに変更されたとのことです。
価格は「Polo TSI Trendline」が229万9000円、「Polo TSI Comfortline」が259万9000円、「Polo TSI Highline」が284万9000円、「Polo TSI R-Line」が310万9000円、「Polo GTI」は、369万9000円。
各オプションの価格は、「Discover Mediaパッケージ(TSI Trendlineを除く全グレード) 」が14万3000円。「セーフティパッケージ(TSI Comfortline)」が15万4000円。「セーフティパッケージ(TSI Highline、TSI R-Line、GTI)」が13万2000円。
「テクノロ ジーパッケージ(TSI Trendlineを除く全グレード)」が7万1500円。有償オプションカラー(エナジェティックオレンジメタリック)が3万3000円(TSI Trendline、GTIを除く)です。
※上記の写真は、一部改良前のものになります。
(塚田 勝弘)