■プラットフォームをVW ID.4と共有。グリル、空力ホイール、ヘッドライトなどは独自デザインに
先日、ウィンターテストを開始したアウディの電動クロスオーバーSUV、「Q4 e-tron スポーツバック」市販型プロトタイプですが、引き続き耐寒テストが行われているようです。
同新型モデルは、VWの電動SUV「ID.4」を支える「MEB」プラットフォームを使用しますが、密閉されたグリル、空力ホイール、ヘッドライトなど独自デザインが採用されることは間違いありません。
また、コンセプトモデルと異なるLEDデイタイムランニングライト、エアインテークを装備、市販型では25の異なるパターンから選択することができるなど、斬新なアイデアが満載です。
パワートレインは、シングルモーターとデュアルモーターのパワートレインが提供されそうです。ベースはRWDと予想され、55kWhのバッテリーを搭載、リアのシングルモーターにより最高出力200psを発揮。航続距離は400km(250マイル)程度となるでしょう。
上位モデルでは、AWDクワトロを採用、デュアルモーターを搭載し、82kWhのバッテリーにより最高出力306psを発揮。航続距離は510km(317マイル)が期待できそうです。
さらに最新情報では、ハイパフォーマンスモデルとなる「Q4 e-tronスポーツバックS」の設定も予想されるといいます。
Q4 e-tronのデビューは2020年内が有力で、クーペ版となるスポーツバックは2021年になると思われます。共にドイツのツヴィッカウ工場でVW ID.4と一緒に生産予定となっています。
(APOLLO)