■クルマ好きの内田社長が日産を元気にする!
2020年はコロナに翻弄された1年でしたが、クルマ業界は果敢に新車を発表、意外なニューカーラッシュの年となりました。そんな1年を締めくくる単行本が12月23日に発売されます。島下泰久さんの「2021年版・間違いだらけのクルマ選び」がそれ。
本書は日本の自動車評論の大御所、故・徳大寺有恒氏を祖とするイヤーブック的な1冊です。徳大寺氏の共著者となり、さらには継承者となった島下さんですが、2021年版の巻頭では、市場のけん引役にまでなったコンパクトSUVを一気乗りし、緻密に検証しています。さらに「クルマ界はどうなる?」の章では、「クルマ好きの内田社長就任で日産に希望」、「日本はスポーツカーの爛熟期に突入」と指摘、個々のクルマの出来栄えはもちろん、今のクルマビジネスを理解するにも役立つ1冊となっています。
もちろん、本書のメインコンテンツである車種別徹底批評も絶好調。国産車から輸入車まで、歯に衣着せぬ鋭いタッチで斬りまくっています。島下さんお一人であらゆるクルマを論じているので評価軸が明快。いま乗るべきクルマが何なのかが、ばっちり分かります。
新たに2021年度版からは島下さんのYouTubeチャンネルとも連携、記事内のQRコードから該当車種の試乗動画が楽しめるようにもなりました。
お正月の読書には、格好の1冊ですよ!
(clicccar編集部)