プリウスハンター「アイオニック」から5台の新型EVが登場。第1弾はクロスオーバー!

■「ヒュンダイ45コンセプト」の市販型、角型LEDデイタイムランニングライトが露出

韓国ヒュンダイの新ブランド「アイオニック」が開発を進める新型クロスオーバー「アイオニック5」の市販型プロトタイプをカメラが捉えました。

ヒュンダイ アイオニック5_001
ヒュンダイ アイオニック5 市販型プロトタイプ

アイオニックは、電動化に特化するブランドとして2015年に設立されました。翌2016年には、ハイブリッドセダン「アイオニック」が登場、プリウスを彷彿させる5ドアハッチバックスタイルから、「プリウス・ハンター」と呼ばれていました。

ヒュンダイ アイオニック5_006
ヒュンダイ アイオニック5 市販型プロトタイプ

アイオニックは、今後数年間で少なくとも5台の新型EVを発表予定で、そのうち最初の1台がアイオニック5となります。それら新型EVには、すべて「E-GMP」(エレクトリック・グローバル・プラットフォーム)が採用されるはずです。

「アイオニック5」は、2019年のフランクフルトモーターショーで公開されたクロスオーバー、「ヒュンダイ45コンセプト」の市販型となります。

捉えた最新のプロトタイプは、コンセプトモデルに酷似した角型LEDデイタイムランニングライトが初めて露出。エッジの効いたボディ形状、角度のあるリアウィンドウなどが確認できます。

EVパワーユニットは、eAWD機能用に2つの電気モーターを搭載。小さい方は前車軸に動力を供給し、より大きなモーターは後輪を駆動させ、四輪駆動となります。また2回充電で300マイル(480km)の航続を実現するといいます。

アイオニック5のワールドプレミアは2021年前半が有力で、価格は40,000USドル(約416万円)から45,000USドル(約468万円)と、「コナ エレクトリック」より少し高めの設定が予想されています。

ただし、新しいプラットフォームとアップグレードされた電動パワートレインにより、かなりの高性能モデルになると期待され、パフォーマン志向のバージョンも開発されていいる可能性もあるようです。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる