■「i20」のプラットフォームに基づき、エンジンほか多数を共有
ヒュンダイは、新型クロスオーバーSUVの車名を「バイヨン」と正式発表したばかりですが、その市販型プロトタイプを初めてスクープ、早くもその車内の様子を激写しました。
「i20」後継モデルと呼ばれていたこの新型クロスオーバーは、「i20」のプラットフォームに基づき、エンジンほか多数を共有することになります。
捉えたプロトタイプは厳重にカモフラージュされていますが、以前公開されたティザーイメージと同じブーメラン型テールライトを確認することができます。また、キャビン内ではデジタルクラスタ、独立型タブレットスタイルのインフォテイメントシステムが見てとれます。
パワートレインは、i20のすべてのエンジンが流用されるのか、強力な1.0リットルターボエンジンだけになるのか明確ではありませんが、おそらく、6速マニュアル、および7速DCTの両方がバイヨンに引き継がれると予想されます。また顧客層から全輪駆動の需要が見込まれないため、FWDのみの提供が有力です。
バイヨンは2021年前半に欧州で発売予定のため、ワールドプレミアはそれより前となります。コナより低価格で、ライバルはフォード「エコスポーツ」となるでしょう。
(APOLLO)