■『GO TO RallyJapan 2021』と『ラリージャパン1年前イベント』に行ってきました!
こんにちは。元SKE48の梅本まどかです☆
2020年11月22日は予定通りに行けばWRC最終戦ラリージャパンが行われる日。残念ながら新型コロナウイルスの影響で中止になってしまいましたが、来年2021年11月11日〜14日にラリージャパンが行われる事が決まりました。
今年はそのラリージャパンが行われず、来年に向けてのイベントとして11月21日~22日、愛知県名古屋市栄にあるミツコシマエヒロバスで『GO TO RallyJapan 2021』が行われ、岡崎市でも21日に『ラリージャパン1年前イベント』が開催されました!
私は21日は岡崎、22日は栄に行ってきたのですが、岡崎は5つのエリア「乙川河川敷」「岡崎城」「りぶら」「籠田公園」「桜城橋」で展示や様々なコンテンツが行われていて、私が最初に向かったのは「籠田公園」。
公園に向かう途中マイクを通した声が聞こえてきて、慌てて行くと実況アナウンサーのピエール北川さんのトークショーが行われていました。
普段実況はもちろんですが、選手にお話を聞いたりMC側のピエールさんが今回はゲストでいろいろお話をされていて、モータースポーツに関わりたくてメカニックの事も勉強したお話や、普段レースの事だけでも沢山の事を知っているのにラリーの知識も豊富でホントに驚くような、モータースポーツ愛に溢れたトークに朝からテンションが上がりました♪
ここでは、この日新井敏弘選手のトークショーも行われたのですが、昔のラリーと今のラリーとの違いや、それぞれの楽しさや難しさ、息子の新井大輝選手の話など、いろんなお話をされていました。
大輝選手とどっちがどのマシンで走るか、だれが車両を運ぶかなど揉めるし、言うこと聞かないんだよ!と、いつもの親子バトルのお話を聞いてほっこりする場面や真面目なラリーな話もあり、勉強になったり。
こうしたラリートークショーって他の競技に比べると少ないので、ホントに貴重な時間だなと感じてしまいました。
ラリージャパンの話しにもなったのですが、ここで一番覚えているのが宿問題。セントラルラリーの時も大変だったと話されていて、確かに私も参加した時、宿探しが大変だったと監督がいっていたなぁ…と思い出しました。
「テントがいいよ!」と、このトークで新井選手が話しているのを聞いて、最近車中泊やキャンプも流行っているし、確かにそれができたらより楽しそうだな♪と、そうやってラリーを見た事がなかったのでやってみたくなりました!
今回、イベントと同時にACCR(アルペン・クラシックカー・ラリー)が行われていて、その0カーに新井大輝選手が乗っていたり、敏弘選手はギャラリーステージを橋の上から実況するというのがトークショーの後に行われる予定だったのですが、「フロントだけで何千万のクルマで走っているし、そんな高いクルマだけど観てる人が多いと踏んじゃうんですよね! だから面白いと思う」と見所も聞けて、ギャラリーステージを観るのがより楽しみに♪
トークショーを聞きに来ていた人はきっとラリーストまたはモータースポーツ好きな方だと思うのですが、この場所は公園ということもあり、沢山の子どもたちがいたり、ラリーが凄く好きじゃない方もたぶん多かったと思うんです。トークはスピーカーで響いていたので、この話を聞いて興味を持った人もいるんじゃないかなと感じました。
この会場では、地元のブースが出ていたり、GRヤリスの展示があったり。凄く賑わっていて、とても暖かい公園ならではの雰囲気で心が温まりました♪
体験できるブースもいくつかあり、給油チャレンジやラリードライバーVR体験、RCカーで遊べるスペースもありました。私もいろいろ体験したかったのですが、時間がなく断念。
次に私が向かったのは「桜城橋」。ここでは沢山の展示車両が並んでいました。
映画「Over Drive」の車両もありましたよ♪ 映画を観た人にとってはテンションのあがる1台ですよね!
他にもいろんな車両が展示してあり、中を覗くとレーシングスーツもあったり。また、橋の上に並んでいる姿って中々見ないので、新鮮な雰囲気と夜はプロジェクションマッピングを使った展示もされていたそうで、凝っているなぁ…と感じました。
夜も見られなかったのが残念です。
次に向かったのは岡崎城の展示車両。門の前にドーンと3台並んでいました!
沢山の人が近くで車両を見たり、写真を撮ったりしていたのですが、私は近くでよく見た車両もありましたが、これだけ近くでじっくりなんて、ラリー中は走っているところなどは見れても中々難しいですもんね!
この後は一番メインの乙川河川敷へ。ここでは、ACCRのギャラリーステージとWRCヤリスのデモランを観ることができました!
ACCRは見た事のないかっこいいクルマが走っているのを見れたり、これがお高い昔のクルマかぁ…と感じたり。音もそうですが、スピードや走っている姿を間近で観てとても面白く、なにより可愛いと思ったクルマが速かったり、いろいろその場でしか味わえない雰囲気があり、楽しかったです♪
ACCRを観た後に、「特別にテストに来ている車両があります」と突然のアナウンスが入り、何事かと思えば、クスコチームの新型ヤリスが登場。
これにはかなり驚いたのですが、唐津で走るテストで走りますって(笑)。さすがクスコさん!と思っているのと同時に、さっきまでは旧車が走っていた所に音がほぼない状態で凄いスピードと勢いで走るヤリス。
時代を凄く感じた瞬間でもありました!
ACCRも楽しかったけど、クスコチームのヤリスもホントにかっこよかったです。
そして、最後に走ったのはWRCヤリス。
私は映像じゃなくて、間近でWRCヤリスが走るのを観たのが初めてだったのですが、もうホントに「かっこいい!!!!」映像で見ていたあの迫力が、リアルで観るとより感じたことのない、あの雰囲気。
「なんだこれ! こんな世界があるんだ」と引き込まれていくような空間。ホントにこれは観れてよかったと、このためだけに来ても後悔しないと思うような気持ちになり、数時間は興奮がなかなかおさまらなかったです。
今回ドライブしたのは、トヨタの社員ドライバーさんだったのですが、とても上手でやはり開発などに携わっている方は凄く運転が上手なんだなぁと、改めて感じました。
早くラリージャパンでWRCヤリスが走っているのを観たくなったし、期待が凄く膨らみました♪
ホントに沢山の方にこのWRCヤリスが走っている姿を見て欲しい!!!! フォーミュラカーなどとはまた違った、サーキットとは全然違った別の世界。こんなカッコいい空間ってあるんだ!と、今回私は初めて知ることができたので、ホントにホントに見れてよかったなと思いました。
この日の全部の走行が終わった後に花火があがるというサプライズもあったのですが、普通の花火ではなく、「OKAZAKI ラリージャパン2021開催決定」の文字が描かれた花火で感動しちゃいました。
実は、ラリージャパン2021では、岡崎市を走ったり、通ったりする事が決まった事を、お昼に岡崎市長さんが来てお話されていたのです!
このイベントでも沢山の方が来ていたので、2021年のラリージャパンは凄い盛り上がりになるんじゃないかなと、より楽しみになりました!
最後に向かったのは「りぶら」。
ここは図書館があり、その中にラリーコーナーが設けられていて、過去のラリージャパンのロードブックや地図、バッチや切手などの展示や、あのトミ・マキネンさんのホイールも飾られていました。
図書館の中に歴史あるものの展示ってな、んだか雰囲気があるなぁと感じました。
岡崎市とラリーやモータースポーツとの関わりのあるような書物もまとめられていたりしたのですが、岡崎といえば中嶋親子。
中嶋一貴選手や悟さんのパネルもあり、岡崎ってホントにモータースポーツが身近にある市だなぁと、改めて思いました!
ちょっと長くなってしまったので、ミツコシマエヒロバスでのイベントは次回お伝えしたいと思います♪
お楽しみに~!
(梅本 まどか)