■どちらも4.0リットル水平対向6気筒エンジン搭載、ケイマン500ps、GT3は550psを発揮
ポルシェが現在開発中の新型ハードコアモデル「911 GT3」と「718ケイマンGT4 RS」2台の市販型プロトタイプが同時に出現しました。
ドイツ・アウトバーン休憩所付近で捉えた2台のプロトタイプは、カモフラージュもなく、ブラックテープを残しほぼフルヌード状態で、発表が近づいていることがわかります。
992世代となる911 GT3 RSは、最新のXダイナミックヘッドライトが点灯、垂直のコーナーエアインテーク、大型ラジエター、ボンネットにはフロントアクスルにダウンフォースを生むデュアルエアスクープも確認できます。また足まわりには、5対のスポークと中央にラグを備えた大型ホイールを装備、クロスドリルや巨大ブレーキキャリパーを装備しています。
リアエンドでは、スワンネックウィング、リアリップの先端には、空気の流れを向上させる小さなスポイラー、バンパーコーナーにはエアアウトレットのほか、センター出しデュアルエキゾーストパイプやアグレッシブなディフューザーが見てとれます。
911 GT3 RSのパワートレインは、4.0リットル水平対向6気筒NAエンジンを搭載、最高出力は550psと予想され、8速DCT、および6速MTの採用が期待されています。
一方、ケイマンGT4 RSでは、「GT4」と「スパイダー」が搭載する4.0リットル水平対向6気筒エンジンの強化バージョンを採用。最高出力は450ps以上、最大500psを発揮するはずです。
2台のワールドプレミアは最速で2020年内ですが、2021年初頭が有力といえそうです。
(APOLLO)