■初代では、マツダ「ボンゴ」とコンポーネントを共有、次期型ではツーソンと兄弟に
ヒュンダイが販売するコンパクト・クロスオーバーSUV、「スポーテージ」次期型の最新プロトタイプがニュルブルクリンクで高速テストを開始しました。
初代では、マツダ「ボンゴ」とコンポーネントを共有していましたが、2010年に発売された第3世代からはヒュンダイ「ツーソン」とアーキテクチャを共有、次期型では、ツーソンプラットフォームのバリエーションに乗る予定です。新型では、現行型より全長、全幅、全高が拡大・延長されると思われますが、トヨタ「RAV4」新型と比較するとコンパクトに見えます。
エクステリアは、現行型よりポンプアップされたフェンダー、ツーソンと共有するホイールを備えているほか、より角度のあるヘッドライトの一部が露出、現行型より下部に移動されていることがわかります。
パワートレインでは、1.6リットルガソリンターボエンジン+電気モーター、および13.8kWhバッテリーパック搭載を搭載するPHEVの設定に期待がかかり、ツーソン同様にEV走行は45km(28マイル)の走行が可能となります。そのほか、マイルドハイブリッド、ハイブリッドなどのラインアップとあわせ、電動化が強化されそうです。
トランスミッションオプションは、6速インテリジェントマニュアル(iMT)と7速デュアルクラッチオートマチックが設定されます。
スポーテージ次世代型は2021年4月、韓国でのデビューが予想され、その後欧州、北米と展開することになるでしょう。
(APOLLO)