■両モデルともVモーショングリルを刷新、キックスにはe-Power搭載
日産のクロスオーバーSUV「キックス」および「アルマーダ」の北米市場向け新型が、12月8日ワールドプレミアされることがわかりました。
新型キックスでは、より大きなVモーショングリル、スリムなヘッドライト、スポーティなエアインテークを備え、高級志向のフロントエンドが期待できます。また、キャビン内ではアップデートされたインストルメントクラスタ、スイッチギア、そして最新世代のインフォテイメントシステムの搭載が濃厚といえそうです。
エンジンの詳細は不明ですが、1.2リットル直列3気筒ガソリンエンジン、1.57kWhリチウムイオンバッテリーと電気モーターを使用するe-Powerシステムのほか、1.6リットル直列4気筒エンジンを搭載、最高出力は124ps、最大トルク155Nmを発揮すると予想されます。
一方アルマーダは、Vモーショングリル、新設計のヘッドライト、バンパー、エアインテークを備えるエッジの効いたフロントエンドが期待されます。
リアエンドでは、厚いクロムバーで接続された新しいLEDテールライト、スクエア基調のリアバンパーを装備すると思われます。
室内は現行型からキャリーオーバーされる可能性もありますが、「パトロール」や「インフィニティQX80」と共有する8インチインフォテイメントシステムと、7インチディスプレイのデュアルスクリーンセットアップの搭載も予想されます。
パワートレインは、最高出力395psを発揮する5.6リットルV型8気筒エンジンが有力です。
日本市場向けキックスの情報はありませんが、一部改良や追加設定が期待できるかもしれません。
(APOLLO)