■新たに2.0リットル直列4気筒エンジンを搭載、過去最高416ps発揮
メルセデス・ベンツの欧州Dセグメントモデル「Cクラス」次期型に設定されるハードコアモデル、AMG「C53」最新プロトタイプをカメラが捉えました。
これまで、エントリーレベルからトップクラスのAMGまで、新設計が予定されているCクラスの様々なプロトタイプを捉えてきましたが、そのラインアップ全てが新しい外観、新しいパワートレイン、新しいインテリアに新設計される予定であり、その中には、AMGのミッドレンジとなるC53が含まれています。
捉えた最新のプロトタイプはカモフラージュが軽くなり、新設計された、LEDデイタイムランニングライトを備える生産型ヘッドライト、三角形のシャープなLEDデイタイムランニングライト、その上部にはコンパクトなフィンのようなものも確認できるほか、フロントエンドには、パナメリカーナグリルが装着されるはずです。
さらに、頂点に君臨する「C63」が四角形のクワッドエキゾーストパイプを装着するのに対し、C53では丸型の排気口がみられます。また、これまで隠されていた、キックアップするスポーティなキャラクターラインも初めて露出しており、開発も中盤に入っている様子が伺えます。
パワートレインは、C53、およびC63次世代型ではともにV型エンジンと決別し、新たに2.0リットル直列4気筒エンジンを搭載、9速オートマチック、および全輪駆動システムと組み合わされることが予想されます。
より強力なパワーを得るために電気モーターを搭載、マイルドハイブリッド技術を採用することにより、最高出力は現行型の385psを超え、過去最高の416ps以上を発揮する可能性もありそうです。
市販型の車名は「C43」改め「C53」に変更される可能性が高く、気になるデビュー時期は2021年内が有力です。
(APOLLO)