ポルシェ マカンが3度目の大幅改良へ。ココが変わる!

■新設計されたグリルやエアインテーク、ディフューザーはアグレッシブに

ポルシェのエントリークロスオーバーSUV、「マカン」改良型プロトタイプを再びカメラが捉えました。

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ポルシェ マカン 改良型プロトタイプ

マカンはフラッグシップ・クロスオーバーSUV「カイエン」の弟分として、2014年に発売されました。その後2016年には「PCM」(ポルシェコミュニケーションマネジメント)システム、フルLEDヘッドライトオプションの設定、新設計されたステアリングコントローラーなどを追加し改良。

2018年には改訂されたシャーシにLEDライトを標準装備、より大型のディスプレイを搭載するなど2度目のアップデートが行われており、これが3回目の改良となると同時に、フルエレクトリックとなる第二世代前、最後のアップデートとなります。

捉えたプロトタイプは偽装が軽く、新設計されたグリルやエアインテークを備えるフロントエンドを確認できます。また、リアエンドでは、よりアグレッシブになったディフューザーを装着、赤いマーカーが内側へ移動され、ナンバープレートのくぼみが浅くなっているようです。

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ポルシェ マカン 改良型プロトタイプ

車内では、無数のボタンがタッチセンサー式コントローラーに置き換えられるほか、大型ディスプレイは最新のボタンレスレイアウトに新設計、「パナメーラ」改良型に似たステアリングホイールが装備されます。

さらにインフォテイメントシステムと、デジタルクラスタのアップグレードも濃厚です。

パワートレインは、2.0リットル直列4気筒ターボエンジン、3.0リットルV型6気筒ターボエンジン、2.9リットルV型6気筒エンジンがキャリーオーバーされます。

マカン改良型のデビューは2021年初頭とみられ、アウディと共同開発する「PPE」(Premium Platform Electric)アーキテクチャを採用する第2世代マカンEVは、2021年後半から2022年の登場が予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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