■シングルシーターにタイカンを彷彿させるコーナーエアインテーク装備
ポルシェは、2005年から2019年の間に開発したものの、事情により発表していない秘蔵モデル15台を一冊の本「PorscheUnseen」で公開しますが、続々とプレビューされています。
先日のミニバンに続いて注目したのは、同社初の量産EVスポーツセダン「タイカン」の起源となった「ヴィジョンE」です。
このモデルはオールエレクトリック・モータースポーツ「フォーミュラE」をベースに製作されており、エクステリアは筋肉質のフロントフェンダー、薄いXダイナミックヘッドライト、コーナーエアインテーク形状などタイカンを彷彿させるデザインが見てとれます。
同社では、パフォーマンスとドライビング・ダイナミクスの点で現代のフォーミュラEレーサーに可能な限り近い個人向けトラッカーを想定したといいます。
また、ヴィジョンEは、トラック用の非常に軽量なシングルシーターレーサーとして開発、センターのドライビングポジションと800ボルトのテクノロジーにより、このEVレーサーは、ドライバーに「他の方法では達成できないドライビング体験」を提供するとポルシェは断言しています。
(APOLLO)