アウトドアで食う・寝る・遊ぶに仕事まで! 日産NV350キャラバン外遊び仕様「プレミアムGX ブラックギア」荷室アレンジの参考例

■車中泊やキャンプ飯、アウトドアスポーツの達人が伝授

車中泊やキャンプはもちろん、釣りや自転車などアウトドアでの遊びは依然人気ですが、そんな外遊び大好きユーザー向けに日産が発売したのが、NV350キャラバンの特別仕様「プレミアムGX BLACK GEAR(以下、プレミアムGX ブラックギア)」です。

現行モデル初のプライベートユース仕様として、アウトドアに映える内外装が注目のモデルですが、このクルマを使ったアウトドアライフの上手な楽しみ方を人気YouTuberなど4人のスペシャリストたちが伝授するコンテンツ「Presented by NISSAN CARAVAN Premium GX BLACK GEAR 車中HACK」が現在ネットで配信中。

その記者発表会が11月10日に行われ、達人たちが実際にどんな装備をキャラバンに施しているか公開されましたのでちょっと紹介してみましょう。

●ブラックとオレンジでカラーコーデ

まずは、簡単にモデルの紹介をしましょう。ベース車両は、小型貨物4ナンバーバンクラスでナンバー1の3050mmという広い荷室長を誇るNV350キャラバン。その高い積載性能により、仕事ユースはもちろん、従来からアウトドアなど、プライベートユースでも人気のモデルです。

日産NV350キャラバン プレミアムGX ブラックギア活用法
上級グレードのプレミアムGXがベース

今回発売されたプレミアムGX ブラックギアは、上級グレードのプレミアムGXをベースに、アウトドアにぴったりの内外装を装備した特別仕様車です。

外観は、専用色となる新色の「ステルスグレー」をはじめ、「ブリリアントホワイトパール」、「ファントムブラック」といった3色のボディカラーを設定。
細部では、ダークグレーメタル調のフロントグリルに加え、ドアミラー、ドアハンドルもブラックとしたほか、フォグランプやドアミラーにはスポーティな印象のオレンジの加飾も採用。15インチのアルミホイールで高級感も演出しています。

内装も、全体的にブラックを基調とし、ステアリングなどにはピアノブラック調加飾も装備。外観同様に、エアコンの吹き出し口周りにオレンジを差し色として採用したほか、シートにもオレンジのダブルステッチを施すなどで、内外装をうまくカラーコーデしているのが特徴です。

なお、価格(税込)は319万2200円〜411万1800円です。

●車中泊スペシャリストの仕様を公開

発表会は、前述の通り、そんなNV350キャラバン プレミアムGX ブラックギアのプロモーションとして、実際にこのモデルの開発にも関わったアウトドアのスペシャリストやインフルエンサー4人が参加。
また、動画コンテンツの収録も行われ、キャンプやアウトドアが大好きな芸能人のバイきんぐ西村瑞樹さんと水野裕子さんが、4人の達人たちがキャラバンに施した装備などを紹介する模様も公開されました。

日産NV350キャラバン プレミアムGX ブラックギア活用法
バイきんぐ西村瑞樹さん(右)と水野裕子さん(左)

当日登壇したスペシャリストは、まず彼女と共に自作キャンピングカーで日本1周を行っている、登録者数6万人のYouTuberであるBappa Shotaさん。

日産NV350キャラバン プレミアムGX ブラックギア活用法
Bappa Shotaさんの車中泊仕様キャラバン

荷室には、簡単に脱着やセットができるオプションのベッドキットを装備し、2人がゆったりと横になれる就寝スペースを確保。ベッド下の収納スペースも広く、旅の荷物も余裕で入ります。

また、天井には荷物をフックできるレールも装備。「ジャングル」をテーマに、彼女が自作したイルミネーションライトで飾られたレールは、ちょっと豪華な雰囲気も醸し出しています。
さらに、リヤウインドウにカバーを掛けて就寝時のプライバシーも確保するなど、実際にクルマの車中泊を楽しんでいる2人ならではの工夫が随所に施されていました。

●ご飯やスポーツ、仕事にも最適な車内アレンジ

2人目の達人は、キャンプ飯を中心としたYouTube動画チャンネルが登録者33万人というALPHA TECさん。

日産NV350キャラバン プレミアムGX ブラックギア活用法
ALPHA TECさんがアレンジした、キャンプ飯が満喫できる荷室

こちらは、車内で電気コンロなどを使った料理をしたり、ゆっくり食事ができる仕様になっているのが特徴。

当日は、前日に秩父で採ってきたキノコを使ったスープと栗ご飯を公開して頂いたのですが、これが本当に美味しそう! YouTubeで高い人気を誇る理由が伺えました。

3人目は、全国の道の駅1157か所を巡り、雑誌などに寄稿しているフリーライターの浅井佑一さん。

日産NV350キャラバン プレミアムGX ブラックギア活用法
浅井佑一さんの車中テレワーク仕様キャラバン

コロナ禍により一気に注目を浴びているクルマを使ったテレワークを実践している方です。

キャラバンの荷室には、前述のベッドキットをアレンジしたシートと、PCで作業ができるテーブルなどを装備。これにWiFiやポータブル電源さえあれば、いつでもどこでも、仕事が可能。広大な自然の中で作業する方が逆に集中もできるのだとか。筆者もいつか試してみたいですね。

そして4人目は、クルマにロードバイクとキャンプ道具を積み込み日本全国を旅する放浪系YouTuberのMIHO氏さん。

日産NV350キャラバン プレミアムGX ブラックギア活用法
MIHO氏さんの遊び仕様キャラバン

荷室には、120万円もするという本格的ロードバイクを積載するほか、ベッドにもなる工具台を装備。リヤウインドウに沿うように取り付けられた金属製バーには、スペアのホイールや服など、様々な物を吊すことも可能です。

いかがでしたか? 4人のスペシャリストが施した荷室アレンジを参考に、これからクルマを使ったアウトドアを始めたい人は、ぜひ4人のスペシャリストの荷室アレンジを参考にしてみて下さい。

(文:平塚直樹)

【関連リンク】
Presented by NISSAN CARAVAN Premium GX BLACK GEAR 車中HACK
http://www.nissan.co.jp/SP/NV350CARAVAN/CARAVANISTBASE/HACK/

 

この記事の著者

平塚 直樹 近影

平塚 直樹

自動車系の出版社3社を渡り歩き、流れ流れて今に至る「漂流」系フリーライター。実は、クリッカー運営母体の三栄にも在籍経験があり、10年前のクリッカー「創刊」時は、ちょっとエロい(?)カスタムカー雑誌の編集長をやっておりました。
現在は、WEBメディアをメインに紙媒体を少々、車選びやお役立ち情報、自動運転などの最新テクノロジーなどを中心に執筆しています。元々好きなバイクや最近気になるドローンなどにも進出中!
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