■「2ドアスポーツをヨーロッパへ持ち込む計画はない」と示唆
現在スバルは、トヨタと共同開発する2ドア・FRクーペ、「BRZ」次期型ワールドプレミアの準備に入っていますが、次期型では欧州市場への導入はされず、米国市場のみの販売となる可能性が高いことがわかりました。
これはスバルのスポークスマンが、AUTOCAR誌のインタビューで「同社は2ドアスポーツをヨーロッパへ持ち込む計画はない」と語ったといい、グローバルモデルにはならないことを示唆しました。ただし、現段階で兄弟車であるトヨタ「86」がどうなるかは不明です。
11月18日にワールドプレミアされる予定の次期BRZに関しては、先日ティザーイメージが公開され、コの字型LEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライト、エアスプリッターフードを備えるコーナーエアインテークの一部、黒いアクセントなどが見てとれます。これまで目撃されたプロトタイプでは、大型のハニカムメッシュグリルや黒いスクープに囲まれた垂直をエアインテーク、角張ったベルトラインなどをも確認されています。
また以前のティザーイメージでは、ブルーの迷彩ボディ、フェンダーのエアアウトレット、「GRヤリス」と酷似した10スポークアルミホイールが装着されていることがわかります。
次期型では、スバルの「SGP」(スバル・グローバルプラットフォーム)のアップデート版をトヨタ「86」と共有、ボディサイズに変更はないとみられています。
パワートレインは2.4リットル水平対向4気筒エンジンを搭載、最高出力は240psまで高められると予想。また高性能STiバージョンでは300psを発揮すると噂されています。安全面では、最新世代の運転支援システム「EyeSight」の搭載が確実です。
(APOLLO)