■2.0リットル直列4気筒TSIターボ搭載で333馬力か
VWは「ゴルフ8」の頂点に君臨するハードコア「ゴルフR」に設定される派生ワゴン『ゴルフR ヴァリアント』が、ニュルで初の高速テストを開始しました。
捉えたプロトタイプは、ヘッドライト周りとグリルを偽装、テールライトにステッカーを貼り、「ゴルフMk7ヴァリアント」を模していますが、ブルーブレーキキャリパーを備える高性能ブレーキシステム、スキニータイヤ、19インチホイール、クワッドエキゾーストシステムをインストールしており、ハードコア「R」であることは間違いないと思われます。
奇妙なのは、ホイールアーチとフロントバンパーにプラスチック製のボディクラッディングを装着、「オールトラック」の装いを見せている点です。しかし現段階で「オールトラック」にRが設定される可能性は低く、ワゴン「ヴァリアント」のカモフラージュとみていいでしょう。
パワートレインに関しては、以前アウディの2.5リットル直列5気筒TFSIターボを搭載すると噂がありましたが、最終的には「ティグアンR」や「アルテオンR/シューティングブレーク」に搭載されている2.0リットル直列4気筒TSIターボチャージャーが搭載されそうです。
また「4モーション」AWDシステムとDSGが組み合わされ、最高出力333psを発揮、0-100km/h加速は4.6秒、最高速度は270km/hのハイパフォーマンスが予想されます。
ゴルフRヴァリアントのワゴンは、ゴルフR新型登場から約1年遅れの2021年秋頃にデビューが期待されています。
(APOLLO)