巧妙なカモフラージュに騙されるな!? VWポロに見せかける兄弟モデルの正体はチェコのシュコダファビア!

■ナンバープレートのチェコの登録を白く偽装するも、リアワイパーの上にチェコ語表記

謎のハッチバック開発車両をカメラが捉えました。

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シュコダ ファビア 次期型プロトタイプ

捉えたプロトタイプは完全にVW ポロです。しかしナンバープレートのチェコの登録を白く隠し、リアワイパーの上にチェコ語の文字が貼られているほか、テストドライバーがシュコダ関係者などの理由から、「シュコダ ファビア」次世代型のテストミュールで間違いないと思われます。

VW傘下であるシュコダのBセグメントハッチバック「ファビア」は初代が1999年に登場、3代目となる現行型は2014年から販売されており、いよいよ4代目へフルモデルチェンジが執行されます。

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シュコダ ファビア 次期型プロトタイプ

次世代型ではVWグループの「MQB A0」プラットフォームを採用。「ポロ」をはじめ、セアト「イビザ」、アウディ「A1」までもサポートします。また、多くの共有エンジン、トランスミッション、電子機器が期待できそうです。

ただし次世代型では、ワゴンバージョンの設定がなくなるという情報も入っています。

次世代型ではダブルスラットグリル、LEDヘッドライト、18インチアロイホイール、トランクリッドの「SKODA」のブロックレタリング、およびLEDテールライトを備えるシグネチャーアッパーグリルを備えている可能性がありそうです。

キャビン内では、10.25インチの仮想インストルメント・クラスタ、パノラマサンルーフ、8.0インチのガラスで覆われたタッチスクリーンインフォテインメントシステム、LEDアンビエント・ライティングシステムを搭載します。

パワートレインは、エントリーモデルに最高出力65ps・75psを発揮する1.0リットルMPIガソリンユニット、上位モデルには最高出力95ps、115psを発揮する1.0リットルTSIガソリンエンジン、最高出力150psを発揮する1.5リットルTSI-Evoガソリンエンジン、最高出力80ps、95psを発揮する1.6リットルディーゼルエンジンなどをラインアップ。

6速MT、7速DSGデュアルクラッチATと組み合わされ、前輪駆動となります。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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