■アルミホイール、インテリアの一部は職人が手作業で仕上げ
ワイド&ローのスポーティなフォルム、磨き上げられた走りが魅力の新型レクサスIS。まさにビッグマイナーチェンジといえる充実ぶりで、レクサスのFRセダンとして販売の主力を担うのにふさわしい内容になっています。
2020年11月5日に受けたマイナーチェンジと同時に、特別仕様車の“F SPORT Mode Black”が設定されました。
ベース車はIS350、IS300“F SPORT”で、専用アルミホイールやブラック基調のカラーコーディネイトが特徴。新型ISの訴求ポイントである走りとデザインに磨きをかけたモデル。足元ではBBSと共同開発されたマットブラック塗装の鍛造アルミホイールの軽量化により、さらなるばね下質量の低減が図られています。
また、ブラック塗装のドアミラーを採用することで、精悍さも強調されています。
デザイン面では、アルミホイール表面の滑らかさにこだわり、職人が30年以上かけて培ってきた技術により1本ずつ手作業で丁寧に仕上げられているそう。
インテリアでは、アッシュ材を銀墨色に仕上げた専用デザインのステアリングやオーナメントパネルが乗員を迎えてくれます。アッシュ材の流麗な木目に高輝度塗装が施されていて、光を受けると銀墨の独特の輝きに移ろい、太陽光を受けると鮮やかな銀色が出現。
インテリアは、自然素材が持つ本物の質感を際立たせ、加工から研磨、塗装まで各工程をこちらも職人が一つずつ手作業で仕上げているそう。さらに、“F SPORT”専用本革スポーツシートや専用メーターオープニングなどの特別装備により、走りへの期待を高めるインパネになっています。
ほかにも、トルセンLSD(リヤディファレンシャルギヤ)、三眼フルLEDヘッドランプ(ロー・ハイビーム)&LEDフロントターンシグナルランプ、後席SRSサイドエアバッグ、オート電動格納式ドアミラー(広角・運転席自動防眩・鏡面リバース連動ラストメモリー付チルトダウン・メモリー・ヒーター付/特別仕様車専用ブラック塗装)、パワーイージーアクセスシステム(運転席オートスライドアウェイ&リターンメモリー機能付)などが用意されています。
価格は、IS300の特別仕様車“F SPORT Mode Black”が585万円、IS350の特別仕様車“F SPORT Mode Black”が700万円となっています。
(塚田勝弘)