ブガッティ新型ハイパーカーは「Bolide(ボライド=火玉)」に決定。その驚異の性能とは?

■重量わずか1,240kg、最高出力1,850ps・最大トルク1,850Nm!

ブガッティは、ティザーキャンペーンを展開していた新型ハイパースポーツ「Bolide」(ボライド)を発表しました。

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ブガッティ ボライド

「火玉」の意味を持つボライドは、重量わずか1,240kg、パワーウェイトレシオ0.67kg/hpというトラック専用ハイパーカーで、パワートレインに8.0リットルW型16気筒クワッドターボエンジンを搭載、最高出力1,850ps・最大トルク1,850Nmを発揮します。

0-100km/h加速2.17秒、0-200km/h加速4.36秒、0-300km/h加速7.37秒、0-400km/h加速12.0m秒という爆発的加速にくわえ、理論上は20.16秒で500km/hに到達します。

シュミレートされたル・マンのラップタイムは、3分7.1秒、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェでは5分32.1秒を叩き出したといいます。

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ブガッティ ボライド

ボライドのエクステリアデザインはエアフローを改善する変形可能ルーフエアスクープを搭載、低速運転時はスクープの表面が滑らかですが、アクセルを踏み込むと気泡のフィールドが膨らみます。

ボンネットフード、サイドにも大型エアインテークを持ち、高次元のエアロダイナミクスを生み出します。

車高はわずか995mm(39.1インチ)と、「シロン」より300mm(11.8インチ)低いのも特徴的です。リアエンドにはティザーイメージで予告していた通り、「X」型LEDテールライト、センター出しクワッドエキゾーストシステム、アグレッシブな6フィン・ディフューザーなどが確認できます。

ボライドがワンオフモデルかどうかは不明で、価格も判っていませんが、ワンオフの場合「チェントディエチ」の800万ユーロ(約9億8千万円)と同程度が予想されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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