■兄貴分「G80セダン/SUV」と同様のスプリット水平ヘッドライト採用
ヒュンダイが展開する高級ブランド「ジェネシス」が販売する新型モデル「G70」に、ワゴン派生モデル「G70シューティングブレーク」の設定が確定、その最新プロトタイプをアルプスでカメラが捉えました。
G70は「G80」に続くブランド第3弾として、2016年ニューヨークモーターショーでコンセプトモデルを初公開、翌2017年から発売されています。キア「スティンガー」とプラットフォームを共有し、ブランド初の完全新型モデルとなっています。
カモフラージュはまだまだ重いですが、アップデートされたジェネシス・グリルに加え、兄貴分「G80セダン/SUV」と同様のスプリット水平ヘッドライトやテールライトを装備している様子が見てとれるほか、サードブレーキライトを備えるリアスポイラー、デュアルエキゾーストシステムがインストールされていることも確認できます。
またDピラー以降が厳重に隠されていますが、おそらくクーペルーフ形状が予想され、実用性を高めつつもスタイリッシュなデザインは損なわれないと思われます。
コクピットには、セダンと共通するAndroidAutoとAppleCarPlayの相互性を備えた自立型の10.25インチインフォテインメントシステムが期待できるほか、プレミアムレザー、金属トリム、ワイヤレススマートフォン充電器が搭載されるはずです。
パワートレインは、2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジン、3.3リットルV型6気筒ツインターボエンジン、2.2リットルディーゼルエンジンなどをラインアップ。また、現行型に搭載されている2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーガソリンエンジンは、2.5リットユニットに変更されると噂されていましたが、現段階で確定情報はありません。
G70シューティングブレークのデビューは、最速で2020年内、あるいは2021年前半と思われ、欧州でも販売が濃厚とされています。発売されればメルセデス・ベンツ「Cクラス ステーションワゴン」、BMW「3シリーズ ツーリング」、アウディ「A4アバント」などの強豪と争うことになるでしょう。
(APOLLO)