■ビギナーでも簡単に操作できる「カンタンモード」も用意
カーナビの難しい操作は苦手というニーズを満たしてきたパイオニアの「楽ナビ」。使いやすさはそのままに、年々高性能、高機能化が図られています。
2020年10月8日に発売された最新モデルは、地図やTVなどをHD解像度の高画質で表示する「HDパネル」搭載高画質タイプ12機種と、コストパフォーマンスに優れたワンセグタイプ2機種からなります。
今回発売された「楽ナビ」は、使いやすい新インターフェースを採用。さらに、多彩な高品位パーツが使われ、高画質メディアの映像伝送経路をフルデジタル化することで、美しく高精細な地図表示、映像表現を実現する「HDパネル」搭載高画質モデルのラインアップが大幅に拡充されています。
新たに加わったのは、9V型大画面モデルやHDMI入出力搭載モデル、BluetoothやUSBなどのデジタルメディアに特化したエントリーモデルなどで、ニーズや予算に応じて多彩な選択肢から選択することができます。
気になる画質は、高解像度(2,764,800画素)「HDパネル」の採用に加え、視野角の広いIPS方式と黒色再現性に優れたNormally Black方式を採用。高透過率の静電容量方式タッチパネルや高輝度LEDバックライトを組み合わせることで鮮明かつ高コントラストな映像表現を実現しているそう。
また、高画質メディアの映像伝送経路がフルデジタル化され、1,677万色の色諧調表現に対応すると共に、徹底した画質チューニングを行うことで、美しく高精細な画質が得られたそうです。
2カメラタイプのドライブレコーダーユニット「VREC-DS800DC」(別売)をHDMI接続することで、カーナビと連携できる「ドライブレコーダーリンクHD」機能にも対応しています(対象機種:「AVIC-RW111」「AVIC-RZ111」を除く。ほかのHDMI機器と同時に使用することはできません)。ドライブレコーダーで録画した映像をカーナビの高画質な画面で確認することができます。
HD解像度に対応したHDMI入出力搭載モデルのラインアップが拡され、スマホやストリーミングメディアプレーヤーなどのさまざまな機器と接続し、多彩なコンテンツを高画質で楽しめるのもポイント。別売の車載用Wi-Fiルーターを使えば、パケットを気にすることなく、動画配信サービスなどのコンテンツを存分に楽しめます。
さらに、パイオニア製のリヤモニター(別売)をHDMI接続することで、より高画質な映像を後部座席でも楽しむことができます。
「楽ナビ」の特徴である高性能なナビとAV能力に加えて、先述したように使いやすさが追求されたインターフェース「ターゲットインターフェース」の採用も見逃せません。
操作性とデザイン性をさらに高めた「おすすめモード」と、操作に不安を覚える人にも優しい「カンタンモード」の2つの表示モードから選択可能。
そのほか、高い自車位置精度で、目的地までより早く着くルートを提案する「楽ナビ」ならではの高性能なナビ機能も用意されています。
制限速度超過時に段階的に音とメッセージ表示で通知する「速度超過防止警告」や、高速道路のサービスエリアやパーキングエリア、インターチェンジ、ジャンクションで逆走を検知した際に音声と画面表示で通知する「逆走警告」など、安心、安全なドライブをサポートする機能も搭載。
加えて、道路データ/地点情報データなどを追加費用なく最新の情報にバージョンアップできます。
「AVIC-RQ911/RL911/RW911/RZ911」は最新データバージョンアップ最大3年分(年2回配信)付、「AVIC-RL711/RW711/RZ711/RL511/RW511/RZ511」は、最新データバージョンアップ最大1年分(年2回配信)付となっています。
価格はオープンで、店頭予想価格は「RQ911」が12万円前後、「RL911」が11万円前後、「RW911/RZ911/RL711」が9万円前後、「RW711/RZ711」が7万円前後、「RL511」が8万円前後、「RW511/RZ511」が6万円前後、「RW111/RZ111/RW303Ⅱ/RZ303Ⅱ」が5万円前後(いずれも税別)となっています。
(塚田勝弘)