■システム合計出力は306hp、0-100km/h加速6.3秒
アウディはミッドサイズの電気クロスオーバーSUV、「Q4 e-tron」を開発していますが、その市販型となる最新プロトタイプをカメラが捉えました。
Q4 e-tornは、ジュネーブモーターショー2019で初公開された「Q4 e-tronコンセプト」の市販型で、「Q3」と「Q5」の隙間を埋めるフルエレクトリックSUVとなります。
捉えた最新プロトタイプはヘッドライトが点灯中のもので、コンセプトモデルとは異なる光を放っていますが、市販型では25の異なるパターンから選択できます。
クロムで仕上げられたワイドな密閉グリルやコーナーエアインテークも市販型では新設計されていることが見てとれます。さらにテールライトのグラフィックが変更されているほか、ルーフスポイラーには第3のブレーキランプをインストール、安全性が高められています。
市販型アーキテクチャには、フォルクスワーゲン「ID.3」や「ID.4」と共有する「MEB」プラットフォームを採用、スポーツカーのように寝かされたAピラーも特徴的と言えます。
キャビン内の画像はありませんが、大型のインフォテイメントディスプレイ、デジタルインストルメントクラスタなどが搭載されるはずです。
パワートレインは、フロントに最高出力102hp、リアに204hpの電気モーターを搭載、システム合計出力は306hpに達します。コンセプトモデルでは0-100km/h加速6.3秒、最高速度180km/h(電子リミッター作動)のパフォーマンスを発揮します。
Q4 e-tronのデビューは年内とみられ、クーペバージョンの「Q4 e-tronスポーツバック」、さらにスパイシーな高性能「Q4 e-tron S」などが続くと予想されています。
(APOLLO)