アウディ「e-tron GT」が年内ワールドプレミアへ! 兄弟ポルシェ・タイカンと共に出現

■最高出力は590ps、0-100km/h加速3.5秒、12秒で200km/hに到達

アウディ初の量産EVスポーツカー「e-tron GT」市販型の最新プロトタイプが、兄弟モデルであるポルシェ「タイカン」を引き連れ初めて出現しました。

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アウディ e-tron GT 開発車両

e-tron GTは、ロサンゼルスモーターショー2018で初公開されたコンセプトモデルの市販型となります。

兄弟モデルとなる「タイカン」とは「J1」プラットフォーム、後輪ステアリング、コーナーリングを高速化するためのトルクベクトリングなど、ほとんどのテクノロジーを機能を共有します。

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アウディ e-tron GT 開発車両

エクステリアデザインはコンセプトモデルに非常に近いプロポーションを保持。ヘッドライト、テールライト、傾斜したルーフライン、筋肉質のショルダーなどそのスタイルを反映している様子がうかがえます。

96kWhのバッテリーパックは、デュアル電気モーターに電力を供給し、WLTPサイクルでの後続距離が約250マイル(400km)と予想されます。

また350kWの高速充電をサポートし、20分以下で約80%の充電を完了、最高出力は590ps、0-100km/h加速3.5秒、12秒で200km/hに到達し、最高速度240km(149マイル)のパフォーマンスを発揮します。

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アウディ e-tron GT 開発車両

e-tron GTのワールドプレミアは、2020年11月のロサンゼルスモーターショーと予想されていましたが、2021年5月21日から同31日に延期されたため、どこかのタイミングでデジタルワールドプレミアとなるはずです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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