■ダイネット展開すれば大人2人がゆったりくつろげる
軽キャンパーの「ラクネル・レスト」は、埼玉県のメティオがリリースしている定番モデルです。そのモデル名からも分かるように、楽に寝られてしっかり休めるのが特徴。キャンピングカーでの快適な旅、車中泊の成否を左右するのは、寝心地がいいか悪いかといっても過言ではありません。
メティオが得意とするのは、堅牢なアルミフレームの台座を使いベッドメイクする点。筆者は、今回の「東京キャンピングカーショー2020」のほかにも、メティオのキャンピングカーを別途取材する機会が過去にあり、少しだけ同ベッドに横になったことがあります。
台座が堅牢なアルミフレームということがあり、寝返りを打ってもミシリといわず、しかも完全にフラットなベッドになります。アルミフレームの見た目は、少し無骨な印象もありますが、道具感のある仕立てが好みという方も多そう。
また、ダイネット展開すると、大人2人がくつろげる空間を確保できます。もちろん収納スペースも充実していて、マットの下にも荷物が積載できます。
この、新型スズキ・エブリイ(JOINターボ・スズキセーフティサポート)をベースとする「ラクネル・レスト」には、上段ベッドのほか、収納庫、冷蔵庫、サブバッテリーを標準装備。
オプションでソーラーパネル(200W)、FFヒーター、シェード、走行充電システム(昇圧式20A)、インバーター(正弦波1500W)、外部電源、ドアベンチレーター(ファン付)を設定。そのほか、フロアマット、ドアバイザー、バグネットなどもオプションで用意されています。
なお、エブリイの場合、1850mm×1200mmのベッドが出現します。
4名乗車で日常使いしながら、2人までしっかりと就寝できる「ラクネル・レスト」は、寝心地にこだわる人に最適なモデル。
価格は車両本体価格が223万1000円、写真の参考出品車の価格は329万7900円となっています(税別)。
(文/写真 塚田勝弘)