■コンセプトモデル「Vision iV」を反映、極端に寝かされたルーフライン
シュコダは初のフルEVクロスオーバーSUV『エンヤックiV』を発表したばかりですが、そのスポーツ派生モデルとなるクーペSUVバージョンをカメラが初めて捉えました。
コンセプトモデル「Vision iV」を反映するとみられるこの市販型モデルは、フロントエンドをエンヤックiVと共有。
極端に寝かされたルーフラインを持ち、キックアップするベルトラインが見てとれ、VW「ID.4X」のデザインと似ていることがわかります。しかしデザイン重視により、ヘッドルームやラゲッジルームのスペースは実用性が失われる可能性もありそうです。
キャビン内では、デジタルインストルメントクラスタ、フローティング・センターコンソール、および10インチまたは13インチのインフォテイメントシステムを備えるインテリアが予想されます。
パワートレインは、55kWhリチウムイオンバッテリーを搭載、最高出力148ps・最大トルク220Nmを発揮するエントリーモデル、62kWhバッテリーを備え、最高出力179ps・最大トルク310Nmを発揮する上位モデルをラインアップするほか、82kWhのバッテリーバックを搭載、最高出力204ps・最大トルク310Nmを発揮するトップレンジ、最高出力265psを発揮する全輪駆動モデルなども期待できそうです。
市販型の車名は「エンヤック クーペGT」が有力候補の一つと言われ、2021年11月のデビューが予想されています。
(APOLLO)