伝説の「タラスキー」が復活へ。新型スーパーカー「Berardo」が10月7日世界初公開!

■フェラーリやアルファロメオを彷彿させる丸みを帯たヘッドライトを採用

かつてレースシーンで活躍したイタリアのメーカー「Taraschi」(タラスキー)は10月7日、トリノ自動車博物館にて新型スーパーカー「Berardo」を初公開することを発表、ティザーイメージを公開しました。

タラスキー Berardo
タラスキー Berardo ティザーイメージ

タラスキーは、1947年から1964年にかけてイタリア・テラモでフィアット「トポリーノ」のシャシーやBMW「R75」のエンジンを使用したレースカーを製造していた老舗メーカーです。1948年にはタルガフローリオの「スポーツ750クラス」、1959年には「フォーミュラジュニアシリーズ」などで成功を収めるなどトップレベルの成績を残している伝説のレーサーといえます。

タラスキー ロゴ
タラスキー ロゴ

初公開されたティザーイメージでは、フェラーリやアルファロメオを彷彿させる丸みを帯びたヘッドライトのアウトライン、大きく膨れたフロントフェンダー、ウィングレットなどが見てとれます。

タラスキー Giaur 750チャンピオンスポーツ
タラスキー Giaur 750チャンピオンスポーツ

また、シャープに光るLEDデイタイムランニングライトは、丸みを帯びたボディラインをさらに強調させている様子が伺えます。

なお、車名の「タラスキー」は、創設者ベラルド・タラスキー氏に敬意をはらい、同氏の名前からつけられています。そしてその息子であるタジオ・タラスキー氏が新型モデルの開発に携わっているといいます。

この新型モデルが成功を収めれば、今後新たなモデルが続く可能性もありそうです。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる