■デトロイトモーターショー2018で世界初公開された「Xmotion」を彷彿させるヘッドライト
日産の欧州ベストセラー・クロスオーバーSUV「キャシュカイ」次期型最新プロトタイプをカメラが捉えるとともに、コックピットを初めて撮影に成功しました。
キャシュカイは、かつて日本でも「デュアリス」として販売、現在は「キャシュカイ」「ローグスポーツ」などの車名で海外専売モデルとして販売され、欧州ではベストセラーとなる人気モデルへと成長しています。
キャッチした開発車両は、初めてブーメラン型ヘッドライトのアウトラインを確認することができます。2018年のデトロイトモーターショーで世界初公開された「Xmotion」を彷彿させますが、キャシュカイではより鋭角なデザインを取り入れスポーティさが増しているようです。
サイドビューでは、ミラーがAピラーからドアへ移動、バックの視認性が向上しているはずです。またベルトラインは後部がキックアップする現行型から、よりフラットなデザインへと新設計されている様子が伺えます。
リアエンドでは、スリム化されたテールライト、ワイド化されたサードブレーキ、より低い位置へ移動しているリフレクターなどが見てとれます。
そして初めて捉えたキャビン内には、新しいデジタルインストルメントクラスタ、独立型のタブレット風インフォテイメントを確認、ディスプレイ左のタコメーターは8,000rpmを表示、ガソリンエンジンを搭載していることを示しています。またステアリングホイール後ろのパドルシフターは、このプロトタイプに自動変速機があることがわかります。
次期型では「CFM-C/D」プラットフォームを採用、日産の「e-Power」システムを搭載、三菱のプラグインハイブリッド技術の導入が予想され、それに伴いディーゼルエンジンは廃止される可能性もありそうです。
(APOLLO)