BMW X1次期型、グリル拡大し公道テストデビュー!

■強い傾斜を持つリアウィンドウによりクーペSUVに進化

BMW最小クロスオーバーSUV「X1」の次期型プロトタイプがついに公道テストを開始、その様子をカメラが捉えました。

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BMW X1n 次期型プロトタイプ

南ヨーロッパで捉えた最新プロトタイプは開発初期段階のため厳重なカモフラージュが施されています。現在わかっているのは、現行モデルよりワイドなキドニーグリルを装備し、強い傾斜を持つリアウィンドウによりクーペSUVに進化することです。

また、最新情報として「X5」風のテールライトユニット、シャープなグラフィックのヘッドライトなどが予定されているようです。

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BMW X1n 次期型プロトタイプ

社内コード「U11」と呼ばれる次期型は、ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドのほか、プラグインハイブリッド「xDrive 25e」や、フルエレクトリック版「iX1」の登場など電動化が加速すると思われますが、捉えたプロトタイプは後部にエキゾーストシステムを装備していることからICE搭載モデルの可能性が高く、その大きさから直列3気筒ガソリンユニットと思われます。

アーキテクチャには、次世代「2シリーズ アクティブツアラー」と同じ「FWD」ベースのプラットフォームを採用、フルEV版には「iX1」の車名が与えられそうです。

内部の撮影はされていませんが、湾曲したデジタルインストルメントクラスタ、シンプルなエルゴノミクス、環境に優しい超ミニマリストのダッシュボードが備わっていると伝えられます。

X1次期型のデビューはまだ先と見られ、2023年モデルとして2022年後半と予想されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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