■「レヴァンテ」の下に位置し、ポルシェ「マカン」をライバルに
マセラティは、新型コンパクト・クロスオーバーSUVと「グランツーリスモ」次期型のティザーイメージを公開しました。
新型SUVの名は「Grecale」(グレカーレ)と決定、「地中海の猛烈な北東風」にちなんで命名され、「ブランドの発展において重要な役割を果たす」と語っています。
ポルシェ「マカン」のライバルとなるグレカーレは「レヴァンテ」の下に位置し、「ジョルジオ」プラットフォームを採用、アルファロメオ「ステルヴィオ」と多くのコンポーネントを共有する予定です。近い将来、「ステルヴィオ」や「ジュリア」なども生産するイタリアの「Casino」工場で生産されるといいます。
公開されたティザーイメージでは、鋭いノーズ、丸みを帯びたヘッドライト、丸みを帯びたクーペルーフなどが見てとれます。パワートレインは不明ですが、内燃機関や電動モデルがラインアップされる可能性が高いでしょう。
一方、「グランツーリズモ」次期型はフルエレクトリックモデルとしてデビューすることが濃厚です。
FCA(フィアット・クライスラー・オートもティブ)では、マセラティブランドへ莫大な投資を行っており、2024年末までに13機種以上の新型モデルを投入する予定で、グランツーリズモはその中の1台となります。
ティザーイメージに記されているようにデビューは2021年となり、オープントップの「グランカブリオレ」やEVバージョンもカードに含まれているといいます。
次期型はグランツーリズモ/グランカブリオレ共にモデナで開発・設計され、トリノのマセラティ工場で生産されるようです。
(APOLLO)