■コードネーム「JW」、e-GMPプラットフォームを採用、最大500kmの航続で全輪駆動
韓国・ヒュンダイグループが展開する高級ブランド「ジェネシス」初のフルエレクトリックモデルをカメラが初めて捉えました。
元々ヒュンダイのモデルとして存在していたジェネシスですが、2015年、世界市場でレクサスなどの高級車ブランドと戦うべく独立しました。そして2020年、自動車耐久品質調査で長年キングの座に君臨してきたレクサスの牙城を崩し、ついに世界NO1の座の栄冠を手にしました。
ドイツのヒュンダイモーターヨーロッパテクニカルセンサー近くで捉えたプロトタイプは、ボディを完全にカモフラージュ。二分割されたスプリットヘッドライトとテールライトは確認できますが、フロントグリルが完全に隠され、同ブランドの既存の「クレストグリル」を備えているか、それともEVアイデンティティにあったものかは不明です。
しかし、ヒュンダイ「45」EVのようなハッチバックというより、ファストバックスタイルのテールを持っているクーペ・クロスオーバーと言えそうです。また、「45」よりベルトラインの後部がキックアップされており、市販型ではなめらかで、曲線的エクステリアを持っている可能性がありそうです。
コードネーム「JW」とよばれるこの新型EVは、「Loniq 5」および起亜「CV」と共有する「e-GMP」プラットフォームを採用、最大500km(310マイル)の航続を誇り、全輪駆動となりそうです。また超高速充電のサポートに対応し、約20分で容量の80%を充電します。
JW市販型は2020年末、または2021年初頭にデビューが予想され、2021年6月から生産に入る予定です。
(APOLLO)