■ロールス・ロイス「レイス」を改造した「シルバー・バース・スペクター・シューティングブレーク」
ベルギーのコーチビルダー「Carat Duchatelet」(キャラ・デシャトレ)は、ロールス・ロイスの2ドアクーペ「レイス」をベースとした「シルバー・バース・スペクター・シューティングブレーク」を世界初公開しました。
8月に入り、プロトタイプがスクープされれていたモデルですが、ロールス・ロイス純正ではなくカスタムモデルということが判明した次第です。
キャラ・デシャトレは、モータービークルなどの車体を製造架装する老舗のコーチビルダーで、欧州プレミアムブランドから国産メーカーまで幅広く手掛けています。シルバー・バース・スペクター・シューティングブレークは、イギリスを拠点とする「Niels van Roij Design」がデザインを担当、製造面をキャラ・デシャトレが手掛けたモデルです。
キャラ・デシャトレによると、世界最高級の豪華2ドアシューティング・ブレークを製作するにあたって途方もない時間を費やし、ルーフを変更、テールゲートまで美しい曲線を描きエクステンデッドしています。
意外にもエクステリアの変更はされていませんが、ウィンドウトリムやフロントグリルなど、シルバーとクロムの様々なアクセントを備え、ダークレッドの洗練された色合いを生かしています。
キャビン内は公開されていませんが、トランクが黒、白、赤のレザー混合で覆われいるのが見てとれます。また、キャビンの残り部分全体に3色のレザー仕上げが施されているようです。
この世界一豪華なワゴンは限定7台で販売予定で、それぞれに内装と外装の両方の配色、外装塗装などユニークなテーマを持たせているといいます。
価格は発表されていませんが、2億円〜3億円の値も予想されます。
(APOLLO)