■次期型ではAMGが開発に関与し、AMG「GT」とプラットフォームを共有
メルセデス・ベンツの2ドアスポーツ「SL」次期型、最新プロトタイプをカメラが捉えました。
現行型SLは2012年に発売、2016年に大幅改良を受けたものの、ラインアップの中で最も古いモデルの一つとなっており、次世代型へのバトンタッチが急務とされています。
捉えたプロトタイプは、埋め込み式ヘッドライト、大胆なグリル、スリムな横型テールライト、流麗なクーペフォルムなどがみてとれます。メルセデスAMGのCEO、トビアス・メアース氏は次期型に関し、「はるかにスポーティ」であり、1954年に発売された初代SLクラス『300SL』から意匠を継承すると伝えられています。
次期型では、AMGが開発に関与し、AMG「GT」とプラットフォーム「MSA」(モジュラー・スポーツ・アーキテクチャ)を共有すると予想されています。また、ルーフは電動ハードトップを廃止、折りたたみ式ファブリックルーフが復活するとともに、2シーターから2+2シートレイアウトを採用、実用性が高められると予想されます。
パワートレインは、最高出力362psを発揮する3.0リットル直列6気筒ガソリンターボ+マイルドハイブリッド「EQ ブースト」、最高出力440psを発揮するAMG「SL 43」、最高出力558psを発揮するAMG「SL63」、頂点には最高出力800psを発揮する4.0リットルV型8気筒+電気モーターを搭載するAMG「SL 73」などが予想されます。
SL次期型は2021年内にデビュー、2022年モデルとして発売されることが期待されています。
(APOLLO)