■ワイドなキドニーグリル、流行のクーペSUVスタイルに変更
BMW・X1の次期型プロトタイプをキャッチしました。キャリアカーで運送中を捉えたプロトタイプは開発初期段階にあり、重厚なカモフラージュをまとっているばかりでなく、ヘッドライトやテールライトなどすべてダミーが装着されています。
しかし、リアウィンドウの傾斜が強くなっており、流行のクーペSUVとなる可能性があるほか、ワイドなキドニーグリル、「アクティブツアラー」次期型と似たテールライトなどが予想されています。
このプロトタイプはリアバンパーの下に排気口を備えており、内燃エンジン搭載モデルと思われますが、社内コード「U11」と呼ばれる次期型では、ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドのほか、プラグインハイブリッド「xDrive 25e」や、フルエレクトリック版「iX1」など電動化が加速します。
次期型のアーキテクチャには、新型「1シリーズ」でデビューした「FAAR」FWDプラットフォームを採用。剛性が高められるとともに、ドライビング・ダイナミクスや安全性能が大幅に向上、「2シリーズ アクティブツアラー」新型と密接に関連するはずです。
キャビン内では湾曲したインストルメントパネル、シンプルな人間工学、エコ素材を備えた超ミニマリストダッシュボードが予想されています。
X1次期型のデビューは2023年以降が有力です。
(APOLLO)