ついにサーキットで初走行。レスポンス抜群のKOSOキャブと超絶ハンドリングでコケる気がしない!?【5万円SR】

いよいよこの日がやって来ました。のんびりやってきてなんだかんだ1年弱が経ち、ようやく完成!

サーキットでシェイクダウンします!

こちらが完成した5万円SR。サーキット仕様のため、灯火類にテーピングがしてあります。購入当初に比べるとずいぶんしっかりしてる!

元々はトラッカースタイルにカスタムされていて若干後ろの車高が下がり、ハンドルも強烈に長いのが付いてました。

社外のコンチハンドルに交換し、フォークもリフレッシュ! 直前に取り付けた油温メーターがいい味出してる…!

調子に乗ってコックも社外に交換しましたが、やはりこのコックは目立つようでサーキット内で注目されていました。

今回エンジンは買った状態からバラさず、オイル、フィルターの交換のみ。ガッツリ暖気するのは今回が初です。

●カスタムポイント:キャブレター

やっぱり一番のカスタムポイントはKOSOのフラットバルブキャブレター

これをSRに取り付けているという情報がほぼ見つからず、未知への挑戦という意味でもこれをチョイスしました。しかも1万ちょいで買えますからね。

動画撮影してみました。エンジン内部はいじってないのにSRじゃないくらい鋭いレスポンス! やっぱキャブでここまで変わるんだな…と改めてびっくりしました。

●カスタムポイント:リアサス

純正リアサスがフニャフニャにヘタって車高も下がっていたということもあり、デイトナのアジャスタブルリアショックへ交換しました。

ダンピングも調整できて車高も調整できるので、かなり便利!安くはないパーツですが、ここまで性能を持ったサスペンションにしては結構安いほうだと思います。

しばらく暖気して様子を見ていましたが、異音もなく、快調そのもの。

これなら行ける!ということでいざ、サーキットへコースイン! 走り出し早々、問題が発生します。

マフラーが低すぎて右に倒すとめちゃくちゃ擦る! 危うくそのまま吹き飛びそうになりました…。

サーキットは右回りのコースだったのでこれじゃあ全然走れない、ということで今回は特別にサイレンサーを外して走ることに。マフラーは買うしか無さそうです…。

タイヤの皮むき、暖気を終え、少しずつ攻め始めるとバイクの面白さもその分倍増。サスの動きもいい感じ、タイヤも新品ということもあってシェイクダウンのレベルを超して攻めちゃいました…!

5万円でもメンテ次第でこんな楽しいマシンに仕上がるんだ…!

今回は基本のパーツをケチらなかったのもこの仕上がりに辿り着いた要因だと思います。タイヤはGT601、リアサスはデイトナ、チェーンはDID、と敢えて激安ではないパーツで組んだので5万円の車体でも「ヤレ」を感じない

KOSOキャブもいい感じに吹けていて、高回転はもう少しセッティングを煮詰めなきゃいけませんが、低回転から開けた瞬間「ズドドドドッ!!」鋭く加速していきます。

コケる気がしないハンドリング+鋭く吹けるエンジンが合わさればサーキットほど楽しい場所無いですね! ストリートを走るのも楽しみで仕方ありません。

今回5万円SRは無茶しながらも、時間をかけて整備していったので少なくとも20万くらいの仕上がりにはなったと思います。

やっぱり足りなかったのはブレーキ。ここは元から付いていたシューを再利用したのでサーキットでは物足りなかったようです。

ブレーキとメンテ中にミスって引きちぎったテールランプの配線を直したらいよいよユーザー車検! 今後も随時レポートしていきます!

(ライター:佐藤 快/Moto Be 20代にバイクのライフスタイルを提案するWEBマガジン

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