■室内には3番目のディスプレイや12.3インチのデジタルインストルメントクラスタを追加
ジャガーの欧州Eセグメントセダン「XF」の派生モデルとなる「XFスポーツブレーク」改良型プロトタイプをカメラが捉えました。
スポーツブレークは2012年に初めて設定されたワゴンで、サスペンションの強化やハンドリング性能の向上など、ワゴンの粋を超えたモデルです。
ニュル高速テストへ向かうプロトタイプは、これまでとほぼ同じカモフラージュでディテールを明かしていません。それでも修正されたフロントバンパー、薄いヘッドライト、目立つグリル、スリムなテールライトの一部を確認することができます。
キャビン内では、最新のインフォテインメントシステムとHVACシステムの制御に使用される3番目のディスプレイに加え、12.3インチのデジタルインストルメントクラスタが追加されます。また新設計のステアリングホイール、新しいトリムカラーとオプションも期待できるでしょう。
パワートレインは、最高出力200ps、250ps、300psを発揮する2.0リットル直列4気筒「インジニウム」ガソリンターボエンジンがラインアップされるほか、欧州の厳しい規制をクリアするディーゼルエンジン、最高出力400ps、最大トルク550Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒を搭載するマイルドハイブリッドが設定される可能性があります。
なお、3.0リットルV型6気筒エンジンは廃止される可能性がありそうです。
XFスポーツブレーク改良型は、今秋までにデビューが期待されています。
(APOLLO)